ダメブロ

２００６国際千葉駅伝。
男女ともケニアがぶっちぎりで優勝。
男子は２位日本，３位アメリカ。
女子は２位ロシア，３位日本。
日本選手も男女ともいい走りでしたが，ケニアの速さはもう
尋常ではなかったですね。
それでも学生の頑張りは目立ちました。今後が楽しみです。

まあ，それよりなにより，今回またケニア，マサイ族のガトゥ
ニ・ゲディオン選手が化け物並みの凄まじい走りを見せて
くれました。
２区，１０キロを走ったのですが，そのタイム，２６分５１秒。
１０キロロードの世界記録はエチオピアのハイレ・ゲブラシラ
シエ選手の２７分０２秒ですから，これは世界記録更新となる
のかもしれません。記録認定の規定をよく知らないので確か
ではないのですが。
ロードで２６分台を出すというのは異常です。
トラック１００００メートルの世界記録はエチオピア，ケネニ
サ・ベケレ選手の２６分１７秒５３ですが，トラックは平坦です
し，スパイクを履きますからね。
トラックでも２７分を切る選手というのは相当な上位レベルで
す。
今回の記録はあり得ないほどの数字と言っていいでしょう。
とんでもないニューヒーローが誕生したということですね。
生きている間にマラソンで２時間を切るのを見られるかも
しれません。
と言うのは，今回１０キロが２６分５１秒。
フルマラソンはその４．２１９５倍の距離ですが，同じペース
では走れない。
通常はフルマラソンの予想タイムを出す際，持久係数として
４．５を１０キロのタイムにかけるんですね。
そうすると２時間００分５０秒。
だからもうちょっと持久係数が下がるようであれば，例えば
４．４でいいのであれば，１時間５８分０８秒となります。
今後フルマラソンの距離でも大丈夫なスタミナをつけていけ
ば，可能性はありますよ。まだ２０歳だし。
新たな楽しみができました。