dameningendx2をフォローしましょう

レンブラントの夜警2008/02/02 23:07

先日都心の方に行く用事があったので,ついでに気
になっていたこの映画を見てきました。
「レンブラントの夜警」。
ピーター・グリーナウェイ監督作品。
現在新宿テアトルタイムズスクエアで上映中。
2月29日までだそうです。
その後は各地を巡回するようで。
詳しくは下記ウェブサイトをご覧下さい。

http://eiga.com/official/nightwatching/

R15指定で。
どうせ毛がちょろっと出るぐらいのもんだろうと思って
いたら,いきなりレンブラント役の俳優さんのちんちん
が出てきた。
あれはR15と書いておけば構わないのだろうか。
私はおすぎさんじゃないので,おっさんのちんぽ見て
も嬉しくないなあ。
女優さんが脱いでいるシーンもありますが,それほど
どぎついシーンではなかったように思いますが。
あー,そうでもないかな。
この辺は見る人によって違うでしょうね。
後ろからレンブラントがやらかしているシーンがあり
ましたが,女性から体を離した時にちらっと見えたち
んぽはちゃんと勃起していたようで,そこはエラいと
思いました。
まあ裸のシーンもそうですが,それよりもセリフの方
が問題なのかもしれません。
罰当たりであったり,下品な言葉が頻発しておりまし
た。
字幕スーパーなので,字幕を読んでいるだけではそ
れほどにも思いませんが,字幕を追いながらも耳に
入る英語を聞いていたら,こりゃ相当ひどいなと。
そっちの方がR15の根拠と言えるかもしれません。

まあそんなことはいいのですが。
舞台演劇のように進行していく不思議な映画です。
レンブラントの「夜警」という大作がありますが,その
絵をグリーナウェイ監督が見て,様々な考察,想像
を広げていってできたフィクションストーリー。
「夜警」は↓。

http://www.rembrandtpainting.net/night_watch_large.htm

実際のレンブラントも,この「夜警」を描く以前は成功し
て裕福だったそうですが,この作品以降はすっかり冴
えなくなってしまい,最後は共同墓地に葬られたそう
であります。
映画はやや冗長な感じは否めない。
それは監督の解釈を説明しないといけませんから,つ
いそうなっていくのでしょうが。
2時間19分ですからね。
ちょっと見疲れしたな。
史実に基づいた映画でないことは理解して見ないとい
けない。
それは「ダ・ヴィンチコード」と一緒ですな。
「ダ・ヴィンチコード」も長い映画ですけれども,テンポが
良く,ポンポンポンと進んでいくので面白かったですが。
「レンブラントの夜警」は,面白いかと言われれば,それ
ほど面白くはない。
ただ細かいところや演出は面白いところもあります。
セットや小道具や。
音楽の使い方。
レンブラントの役も,超然とした芸術家ではなく,人間く
さく作っていますね。
グリーナウェイ監督の熱弁を聞いてみたいという方には
おすすめしますが。
画家を主役とした映画ということで,絵画や芸術を前面
に出して描く映画をイメージすると,それはちょっと違う
かもしれません。
飽く迄人間を描いた映画ですね。
まあどの映画もそうでしょうが,そういう意味では,「真
珠の耳飾りの少女」とはちょっと違います。
前述の通り新宿では今月一杯まで。
ご興味をお持ちの方は是非どうぞ。
水曜日はサービスデイということで1000円で観られま
す。

てことで明日は浦安のハーフマラソンに出る予定でした
が,事情により棄権します。
雪の予報でびびった訳ではないですよ(笑)。
まあ溜まりに溜まった雑用を少しやっつけることにします。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dameblo.asablo.jp/blog/2008/02/02/2597466/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。