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2009東京マラソン 前日~スタート2009/04/06 00:41

さて,いきますか。
 
先が長そうなので駆け足になりますがご勘弁を。
それから,一気にレポートするのはブログ向きではありませんし,
その時間もないのでちょぎちょぎにいきます。
なにも勿体つけてる訳ではありません。
 
えー,まず前日から。
この大会は当日受付が無い。
遠くから来る人は,前日入りしてどこかに宿泊しなければならん訳
です。
まあ,東京にお金を落としてもらおうという意味では正しい作戦な
のですが。
木曜日から東京ビッグサイトでイベントを行っていて,受付すること
ができる。
ナンバーカードとタイム計測用のチップ,Tシャツなんかを受け取る
ということですね。
私は前日の土曜日に行ってきました。
 

 
久しぶりのビッグサイト。
ここまで行って帰るだけでもなんぼかお金が落ちますわな。
金の話ばかりするつもりじゃないんですけど。
とにかく会場入り。
↓が受付の入り口。
 

 
この先はランナーしか入れない。
他の家族なんかが一緒の場合は外で待っていてもらわなければ
ならない。
ナンバーカード引換券に全て記入した上で入場です。
入場すると想像していたより空いていました。
すんなり受付。
ここで身分証明書の提示を求められます。
免許証とかですね。
これは今まで経験が無いですね。流石は東京マラソン。
はっきり言って,この大会の出場権は売れますものね。
しかしこの受付まで済ませてしまった後で譲渡したら身分証の確認
もなにも無いんですけどね。
地味に目立たず走る人であれば,自分の名前の記録にはなりま
せんが,代理出走的なことは可能ですね。
私は無理だ。エントリーリストに名前が無いのに,アザラシ走っとった
で,ということになりかねない。
まあ,つまらないことはやめましょう。
 

 
で,受付を済ませ,イベント会場を覗く。
いろいろ配ってましてね。
私も少し頂きました。
頂いたものは前に写真を出してますので,ここでは割愛します。
有森さんのトークショー的なこともやってましたね。
 

 
こんな凄い人がいきなりいるとびっくりします。
イベント会場から外に出ると,今度は瀬古さんだ。
 

 
瀬古さんは今回エコアンバサダーだかなんだかでいろいろ忙しい。
そんなこんなで結構な荷物になりましたが,予定があったので
急いで帰宅。
みっちり用事を済ませて,マラソンの準備を終えたらもうぼちぼち
出かける時間だ。
それでも1時間でも横になる。
テンションが上がってるので,睡眠不足なんか全く関係ない。
ずばっと目覚め,いそいそと支度をして出かける。
なにしろマンモス大会なので,あらゆることを早め早めに済ませ
なければならない。
これはNAHAマラソンで学んでいる。
電車に乗って乗り換えると,まさに走る格好の人がいましたね。
荷物なんか持ってない。ウエストバッグはしてましたが,あのまま
スタート位置に付いて,走って,ゴールして,そのまま帰るのでしょ
うね。
こんなのも東京マラソンならではですね。
新宿駅に着くとランナーがごっちゃりと都庁に向かっている。
都庁前の会場にも,ランナー以外は入れない。
あらかじめ配られた指定のビニール袋に荷物を入れて,ナンバー
のシールを貼り,ナンバーカードを提示してようやく入ることができ
る。
入ると給食のコーナーがあったので,ここでパンなどつまみ,給水
もしておく。
 

 
テレビ局の取材の数も見たことがない数で,まあ凄い。
こんな人も↓いましたね。
 

 
彼は「小出道場」の門下生でしたね。
ばりばり走る人。
着替えるところはあったようですが,どうせえらい混雑でしょうし,
道端で着替える。
荷物を詰め直し,アザラシも被る。
荷物はなにしろスタートとゴールが違うので,トラックで運ぶことに
なります。
日本通運様のお世話になるのですね。
私は↓の39番トラック。
 

 
57番まであったようです。
このように↓ずらりと並ぶ。
 

 
ここだけじゃないです。写真は30~39番までのエリア。
まあなにしろ桁違い。凄まじい規模です。
トラックの荷台には日通の方が乗っていて,下でボランティアスタッ
フが荷物を受け取ってくれます。
一度預けて,トイレに並んだのですが,忘れ物に気付いて(カメラ
だったかな。ちょっと何を忘れたのかは忘れた),一度荷物を降ろし
てもらうという失策をしました。
アザラシを被っているので憶えていて下さったようで,快く返却して
もらいましたが,大変失礼致しました。
そして再度トイレに並ぶ。
ちょっと行列が伸びてましたね。
でもめげずに並ぶ。
外国の方も多いので,「WESTERN STYLE」と張り紙がしてある
ところもありました。
確かにスリッパ形は面食らうかもしれないですね。
西洋の方だって,野糞する時はスリッパ形の時の体勢になるんでし
ょうけど。
トイレも済ませ,さくっとスタート位置へ。
私は「J」ブロックでしてね。
その後の「K」ブロックが最終位置なのですが,まあ随分と後方です
わ。
Jブロックに到着すると,もう既に結構な人が並んでいて,振り返ると
すぐそこが角筈の交差点。
 

 
前はもうみっちり。
 

 
何時ぐらいだったかなあ。スタートは9時10分ですが,位置に付いた
のは確か8時半ぐらいだったと思います。
天気も悪かったですし,寒いだろうと思ってビニール袋を被ってまし
た。
これは後で強い雨になった時も有効で,一枚持っていて助かりまし
た。
しかしまあ,ぼーっと待っているのもなんだ。
こうなることを想定し,新宿駅でスポーツ紙を購入。
荷物を預ける前に,この日のメインレース,「スプリングS」の予想を
立てておいた。
「16→10→3」の3連単一点買い。
 

 
結果は「12→7→2」で,247.1倍となかなかの配当。
一頭もかすってないということで,全く惜しくないですな。
いっそ気持ちいい。
携帯電話をぷちぷちやっている間にスタート時刻が迫ってくる。
すると「前に詰めて下さい」という指示が出まして,少し集団が動く。
 

 
まあそれでもスタートラインははるか先を左折したずっと先ですから
全然見えない。
そして,時満ちて,号砲鳴る。
我々後方の集団でも拍手が沸き起こる。
この瞬間はいいもんですね。
期待に満ちていると言いましょうか。
ここに立つだけでも大変なことですしね。
よちよちと動き出しますが,ここであせってもしょうがないですし,
この大会はのんびりいけばよい。
沿道のマンションの住人から声援が飛ぶ。
やたらと元気なおばちゃんがいましてね。
拳を突き上げて応援してくれるんですね。
それにランナーも応えて大拍手。
後方は後方で,こんなこともあるということをお伝えしたいですね。
10分20分タイムが縮むより,こういうのが面白いですね。私なんか
は。
いい加減時間が過ぎまして,ようやく左折地点のモニターが見えて
くる。
 

 
そしていよいよスタートラインのある直線に入る。
 

 
ここはちょっとテンション上がりましたねえ。
こういう庁舎を作った是非はともかくとして,これは世界に向けても
恥ずかしくない大会だなと思いました。
田舎のこじんまりした大会も大好きですけど,これはちょっと尋常で
ないなと。
「うをををを」と思わず声が出るほどでありました。
テレビ局のカメラもわんさかおりました。
「ミヤネ屋」のカメラが各所で目だってましたかね。
宮根さんが走ったそうですが。
カメラに愛想しながら徐々にスタートラインに近付く。
 

 
見えてきました。あの↑ひな壇の横辺りがスタートライン。
そこには当然,スターターのあのお方が。
 

 
その向かいのひな壇には,これは例のなにげに偉い人が混ざって
いる合唱団でしょうか。
 

 
指揮しているのは例の作曲家のあの人ですわね。
何を歌っているのかは全然わかりませんでしたけど。
そしてついに,知事閣下のお膝元に(爆)。
 

 
この先,いろんなところで,この大会を実現させるためには,並みの
政治力では無理だということを痛感するのですが,まあこのおっさん
の豪腕無しには無理であったでしょうね。
豪腕だけでは無理でしょうしね。警察OBを副知事にしたり,ケンカ
の仕方を知っているということなのでしょうか。
他の政治的なことはともかく,この一事については感服せざるを得な
い。
なにしろ,物凄い大会でした。
やれやれ,ようやくスタートしましたな(笑)。
副都心のビル群を抜け,新宿のガードをくぐり,歌舞伎町から四谷,
市ヶ谷,飯田橋。
西神田から竹橋を通り,皇居を回って祝田橋。
日比谷の交差点を右折すると日比谷公園でここが10キロ地点。
そこまでに,あの気合でおなじみレスリング親子や,やたらと取材を
受けていたビキニランナーと遭遇するのですが,ちょうどお時間と
なりました。
東京マラソン,前日からスタートまでのおそまつ。
続きは……,さあ,いつになるのかな。
ま,なるべく早く。

コメント

_ ちず ― 2009/04/09 00:09

へえええ。おもしろいな~。
確かに、あの知事でないと実現しない大会だっただろうね。
それもこれもオリンピックのためか。

_ ダメ人間 ― 2009/04/10 00:36

そもそもは小出監督が知事に「銀座でマラソンをやりましょう」と提案したらしい。
オリンピックを見越して,ちょうどいいアピールになるということで俄然本気になったのでしょうな。
オリンピック抜きにしても,一日で相当な額が動くはずで,地域全体としては潤うはず。
ポイントで商売にならないところは勿論あるでしょうが。
そういうこともあるので,ただのマラソンではなく,「東京大マラソン祭り」という都のイベントにして,ご協力をお願いするということなんでしょうな。難しいことはよくわからんけれども。

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