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2009武蔵野アクアスロン2009/09/14 01:02

今年の1月末から,東京マラソンを除く大会のレポートが滞って
おりますが,それらはまた余裕のある時に片付けて,とりあえず
終了した大会の結果を簡単に報告していきたいと思います。
時系列順に書こうとしたら,このままじゃいつまで経っても終わら
ない。
また新たなシーズンがもうすぐに始まってしまうので,なるべく
溜め込まないようにしないといけない。
というか,これまでのレポートのやり方が全くブログ的ではない(笑)。
ダダ長過ぎ。
写真点数も多過ぎで,携帯では見づらくてしょうがない。
こってりやる時は今までのようにやりますが,あっさり片付けていい
ものもあろうと。
てことで「武蔵野アクアスロン」。
大いなる不安を抱えつつ行ってきました。
去年も出ているので,勝手はわかっている。
受付に行くと,参加賞などが入ったトランジッションバッグを貰う。
ペットボトル2本にペンにタオルなどこまごまと入っております。
この中身を空け,スイムの後に身につけるシューズやウエアなど
を入れて定位置に置いておく訳です。
また右腕にはセンサーの入ったリストバンドを装着。
泳ぎだす時に「ピッ」とやって,プールから陸上競技場に出るところ
で「ピッ」。
トラックを走ってフィニッシュしてから「ピッ」。
となる訳です。
受付を済ませたら水着に着替える。
トランジッションバッグに必要なものを詰め(当然アザラシも入れる)
移動。
途中でKCさんLSさんと会う。
一緒にプールへ向かうが,既に雨がぱらつく感じでしたか。
寒い。
アップ用の屋内プールの水は冷たくなかったですが,野外の50m
プールはどんなものか。
不安がつのります。
我々は500m泳いで3.4キロ走る「C」部門なのですが,距離の
短い「A」と「B」部門もあり,そちらが先に始まっている。
先のレースを覗きに屋内プールから外に出ると,寒~い。
そして雨はにわかに強くなり,土砂降りだ。
どうせ濡れるのだから構わないのだが,水温はどうなのか。
嫌~な感じがしてきます。
そして我々の出るクラスの召集がかかる。
去年は申告タイムの早い組からスタートだったのですが,今年から
何故か遅い組からのスタートになったようだ。
私はC1組の5番目スタート。
そしてあろうことか「クラブかもい」のKCさんが4番目。
LSさんが6番目スタート。
3人が並んでしまった。
去年,私は申告タイムをどうすればいいのかわからず,適当に書いた
ら,それはかなり早いタイムであったらしく,C1組の早い方のスタート
でした。ばんばん抜かれました。
KCさん,LSさんはC3組の最後方スタートで,最後はお二人でプール
を独占してしまった。
今回,この3人の申告タイムが,偶然にも近かったのであればこうなる
のも,まあ納得できます。
たぶんそうなのでしょうが,何か意図的なものも感じない訳にはいき
ません(笑)。
後からスタートの,泳ぎの速い人たちにしてみれば,抜き去らないと
いけませんから邪魔なのですが,大会自体はこうすれば確かに早く
終わりますな。
ま,とにかくスタート。
2人が出たところで4番スタートのKCさんがプールに入る。
水は冷たそうだ。
3人目が出て,私もプールに入る。
思わず「はあぁぁぁぁぁぁ……」と声が出るが,10秒毎のスタートなの
で,いちいちリアクションしている暇は無い。
KCさんが出てから右腕のセンサーを飛び込み台に置き,係員が「ピッ」
とやってスタート。
すぐに脚がつりそうになる。
まずい!と思いましたが,足首をぐねぐねしたら元に戻ったので一先ず
安心し,泳ぎだす。
とにかく今回はペースを落としていこうと。
マラソンもそうですが,最初から飛ばしては後が続かない。
基本中の基本で,走る方ではわかっていて,実践もできているつもり
ですが,泳ぎに関しては,長距離の競技として,ゆっくり泳ぐというの
をしたことがない。
海なんかで遊びで泳いだり潜ったりして,疲れたら浮かんで休んだり
というのは得意なのですが,いざプールで泳ぐという場面になると,
つい「ガーッ!」と泳いでしまう。
去年はまさにそれで,あの時も「ゆっくり」とは思っていたのですが,
ついつい泳いでしまった。
それで早い段階で息が続かなくなり,溺れる寸前になってしまった。
まあ疲れたら海で浮かんで寝てしまうぐらい親水性は高いので,溺れ
ることはないのですが,あんなに苦しかったことはなかなかない。
8月末に感動の押し売りみたいな定番のTV番組がありますが,興味
が無いので見はしませんでしたが,後日も舞台裏みたいな番組があ
り,ついつい見てしまう。
その中で海峡をリレーで横断するという企画がありました。
あ,なにかチャレンジしている人や事を否定しているのではないです
よ。あれはあれで立派だと思いますが,番組の作りがどうにもね。
それはともかく,海峡のリレー。
あれをちらっと見ましたら,皆さん2かき毎に息継ぎをしているのです
ね(笑)。
私,そういう泳ぎをしたことがないんです。
水泳のオリンピック選手でも,かなりのスローペースで,2かきで息継
ぎ。
あーこれだ!と思いました(笑)。
もう一回プールに行ってその泳ぎ方の確認をしたいと思いましたねえ。
しかし大会当日まで時間は作れず,結局当日のアップ用プールで
少し練習してみたのですが。
で,スローペースで2かきで息継ぎを実践。
これはなかなか良かったです。
前回よりはるかに長くもちましたから。
LSさんには早い段階で抜かれたのですが,この日LSさんは二日酔い
で(競技中はまだ二日酔いになる前の段階だったようですが),途中で
泳ぎに乱れが生じ(笑),一度抜きかえしたのですが,流石は脅威の
スタミナで,またすぐ抜き去っていきました。
後半の途中までKCさんについていたのですが,いい加減苦しくなって
きまして,プールの端で息を整えている間にすっかり離されましたね。
それでも前回のようなぼろぼろ状態にまではならず,途中平泳ぎに
切り替えたりもありましたが,「ノシ」で押し通すこともなく,泳ぎ切るこ
とができました。
途中で水温は全く気にならなくなってました。
プールから上がってゼッケンを付けたシャツを着て,パンツも穿き,
シューズも履く。
どうもこのトランジッションがもたもたして随分タイムロスがあったで
しょうね。
慣れてる人は袋から出して整然と並べて置いてありました。
私は雨に濡れてはいけないと思って,袋に入れてぎゅっとしばって
ましたからね(笑)。全然やる気がない。
なにしろ着るものを着て,アザラシも被る。
ゴーグルとキャップをバッグに入れて,回収のカゴに投げ込む。
そしてセンサーに右手を置いて「ピッ」。
競技場に走り出していく。
とにかく泳ぐよりは走る方が楽だ。
深く息をして,呼吸を整えるように努める。
トラックに入っていくと,場内アナウンスで,「また仮装のランナーが
入ってきました」と。
「また」と言うのは,青アフロのKCさんに続いてということに他ならな
い。
パパやママが出場しているのを応援している子供たちも多いので,
大いに声援を受ける。
私も手を振って応える。
スイムは500m。ランは3.4キロ。
トラック400mでラン3.4キロをどう走るか。
まず反時計回りで1周。
そこで折り返して次は時計回りで1周。
時計回りに入るところで腕に輪ゴムを1本はめてもらいます。
時計回りで1周したら,またそこで折り返し,反時計回りに1周。
また折り返し,2つ目の輪ゴムをはめてもらう。
これを繰り返し,輪ゴムが4本になったらフィニッシュコースに入りゴー
ル。
フィニッシュ直前に撮影の人がいて,後日完走証と一緒に写真を
送ってくれます。
フィニッシュラインを過ぎたところにセンサーがあって,ここに手を
かざし,「ピッ」とやったところで完全に終了。
流石に酸欠で,脚にキテいた感覚もありましたが,割と押していけた
ような実感もありました。
先にゴールしていたKCさん,LSさんとお疲れ様。
ゴール後,またペットボトル2本と紙パックのジュースを貰い,自分で
買ったドリンクもありますので,いくらかは飲み干したにせよ,結局私
のバッグは2キロほど重量を増して帰宅したことになります。
とにかく前回よりはまともにゴールできてほっとする。
少しスタンドで観戦しておりましたが,後から入ってくる人は,申告
タイムが早い人たちで,ランも見事な人が次々と出てきて,「ほう」と
おじさん3人で見やる。
そんな中,競技場に完全に歩いて入ってきた人がおりました。
だいぶ参っているのでしょうが,ふらつくこともなく,やめようとする気配
もない。
あちらを見たり,こちらを見たりしている間も,気がつくとまだ歩いて
いる。
すげー人だなーと思っておりましたが,我々は途中で着替えに向かう。
シャワーを浴びて,着替えてロビーに出て,KCさんとLSさんは座って
まったりしておりましたが,私はタバコが吸いたくてたまらないので,
スタンドの一角にあった喫煙所で一服。
歓声が聞こえるので競技場を覗いて見ると,「A」組だか「B」組だかの
表彰式をやっておりました。
なるほどなと思ってふとトラックを見ると,件の男性がまだ歩いているで
はないか。
「えーっ!?」と思って見ていると,ついに最終周回らしく,フィニッシュ
に向かっている。
表彰式が中断し,「最終ランナーが今ゴールします!」というようなこと
になり,大歓声となる。
当の男性は坦々と,普通に歩いたままゴールしておりました。
これは今回,かなり印象的なシーンでしたね。
しばらくして我々の「C」組の表彰も始まる。
表彰は男女の1位~3位。
年代別男女1位。
それから飛び賞というのかな。末尾が5の着順の人。
それから特別賞的にコカコーラの折りたたみ自転車が33位の人。
結構賞品が多いんです。
しかも今回エントリーがこの「C」組は104人で,完走は90人ですか
ら。
何かにからむ確率は結構高い。
今回はKCさんが飛び賞ゲット!
表彰式では引換券をくれて,それを持って提供のお店に行ってくれ
ということらしい。
実際に終わった後その店に行って,KCさんは袋だかを貰ったようで
すが,一緒に行ったLSさんはシューズをお買い上げになり(笑),提供
の効果が見事に発揮されたかたちとなりました。
表彰式も終わり,レース結果の張り紙を確認。
前回の結果から書きましょうか。
前回は完走109人中108位。42分04秒。
スイムが110位。1人リタイアしたんですね。19分16秒。当然スイム
はビリ。
ランが109人中107位。21分48秒。
で,今回の結果。
完走90人中83位。34分42秒。
スイム89位(笑)。16分50秒。
ラン69位。17分52秒。
スイムの90位は件の男性でしてね。
彼がいなかったらまた私がビリになるところでした。
ま,順位はともかく,タイムのこの飛躍的な伸びといったらどうですか
(笑)。
えらいもんだなーと自分で感心してしまいましたが。
スイムでゆっくり入ったのが良かったのでしょうねえ。
ランのタイムなんか,これ単純に3.4で割り算したら,キロ5分15秒
ということになり,これは私としたら異常なハイペースです。
人間というのは40過ぎても変わるもんだなあと。
痩せたのも良かったのでしょうねえ。
先日,区の健康診断を受けたのですが(40歳検診をブッチしたら
翌年にまた来た。どうしても区民のデータが欲しいらしい),あれは
要はメタボ検診ですわね。
ついに85cmを切りましたからね。一時は90cmぐらいありましたが。
他の中性脂肪とかは,なにしろ骨髄バンクのドナーになるぐらいです
から超健康体なのですが,唯一引っかかっていた胴囲もこれでクリア
し,メタボのメの字も無くなったということですね。
まあまだ血液検査の結果は届いておりませんので,もしかしたら凄い
ことになっているかもしれませんが。
そんなこんなで今年もアクアスロン,無事終了。
バスで吉祥寺に出て,まずは前述のお店に行ってKCさんの賞品を
受け取る。
そこから去年も入ったもつ焼き屋になるのかな。
古くからある店らしく,そこに入って乾杯。
最初はビールを飲んでおりましたが,途中でKCさんの焼酎梅割りに
付き合い,これがすっかり脳と体の疲れを解きほぐし,例によって
また電車で行ったり来たりを少ししたみたいですが,なにしろ時間が
早いので何事も無く,健やかに帰宅しました。
あ,KCさんからメールを頂戴したようですが,返信が無かったのは
そういうことです(笑)。失礼しました。
私はその時夢の中で何故か油絵を描いておりました(笑)。

なんだかんだでまた結構長くなったな(笑)。
次の大会は10月18日(日)の「タートルマラソン」です。
これがシーズン1発目ということになりますね。
次のシーズンも何が起こるか,どんな出会いがあるか,楽しみでな
りません。