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2011勝田全国マラソン2011/02/03 09:39

今年初参加の大会。また初フルでもある。
例年,勝田の前に1本2本,ハーフが入るのですが。
今季はまあ,いろいろあって(いや,すこぶる単純な話ですが),参加大会を制限しております。
年末に航空公園のフル大会を走ってから,この勝田の前には5キロを1本走っただけ。
練習不足もいいとこですが,これはこれでどういう結果になるかというのも面白い。
勝田はスタートが11時と遅め。
それでも余裕を持って8時半には現地に到着するような算段で動く。
土浦まで常磐線で行き,そこからスーパーひたちに乗る。


特急に乗ると何故か嬉しい。
しかしこの車両,カピバラみたい。
↓は市川市動植物園のカピバラ。


この写真を撮るためにいちいち行ってきた(笑)。
まあここのご近所のガルちゃんにも用事があったのですが。
細かいことですが,↑の写真は反転してあります。
子カピもいます。


市川市動植物園についてはまたいずれレポートするかもしれません。
で,現地に到着しまして,テント設営。
物販エリアでうどんを食う。鶏うどんの鶏が結構良かった。
「クラブかもい」のKCさん,LSさんも早くに到着していたようでご挨拶。
私は去年この大会にはエントリーしそびれて出てないのですが,見るからに参加者が増えているなと。
エントリー数では去年より2千人増だそうです。全体で1万9千人。
フルマラソンにエントリーが1万1千人。
私が前に出た時と,印象では倍増している感じでした。どこの大会も凄いですねえ。
マラソンを趣味としている者としては,自分が出られなくなったりと困ったこともあるのですが,マラソンにチャレンジしてみようと思う人が増えるというのはいいことではないかと。
運動して代謝を上げればきっと病気にもなりにくいでしょう。
そういうことで,参加者の数が凄いので,早めにスタート位置に移動。
毎年恒例の,訥々としながらも饒舌なアナウンスが冴え渡る。
天気は快晴。しかし寒かったなあ。
電車で利根川を越えたら景色がバリバリ凍ってきましたからね。
マラソンコースのところどころには雪もちらほら残っていた。
そしてスタート。
最初は商店街を走るので,沿道の人も多い。
今回もいつものあざらし帽で走りましたが,「あざらし頑張れ!」と多くの声援を頂く。
KCさん,LSさんはすぐに見えなくなってしまいましたが,最初の1キロのラップが6分半ぐらいだったので,これぐらいで入ればちょうどいいかなと思っておりました。
10キロぐらいまではまあまあいい感じだったのですが,寒さの影響でしょうか。
トイレに行きたくてしょうがなくなってきまして。
トイレを見る度に入ろうと思ったのですが,結構人が並んでましてね。この大会であれほどのトイレ待ち行列は見たことない。それだけ参加者が増えたということなのでしょう。
いくつかのトイレをスルーしたのですが,13キロぐらいで我慢できなくなり,列に並ぶ。
これが長かったなあ。10分ぐらいかかったかも。
列に並んだ時はまだランナーが道路にびっしりいたのですが,出てきたらスカスカになっておりました。
その先,バナナなどの給食エイドがあるのですが,私が着いた頃には何もなくなってました。
他の大会ではこのパターンは何度も経験しておりますが,この大会では初めて。
いつもソイジョイと羊羹は携帯して走りますが,まるっきりエイド給食を受けられなかったのはちょっと痛かった。
そんな中,これはだいぶ終盤でしたが,小さい男の子二人が駆け寄ってきて,「あざらしさん,バナナとチョコどうぞ」と言って,バナナ丸1本とチョコレートをくれた。
あれはありがたかったなあ。
その子たちとお母さんに感謝。
中間点通過は,スタートの密集,トイレ待ち,練習不足の三点セットで2時間46分。
いつもの「中間点まで2時間30分作戦」からするとかなり遅れている。
そして既に脚はキツくなってきており,とても走るという状態ではない。
歩く・走るを繰り返すが,徐々に歩く時間が長くなってくる。
そんな厳しい状態の中,今回印象に残っているのは,パンダの着ぐるみで応援されていた女性。
途中でパンダが2頭になり,確かレース中4回遭遇した。
うまく移動されているのでしょうねえ。
走る側も応援する側も,何か特徴的な恰好をしているとわかりやすい。
こちらからは「あ,パンダ増えた!」となりますし,あちらも「あざらし来た!」と認識してもらえる。
パンダを中心とした応援チームには大いに励まされ,力になりました。感謝申し上げます。
この大会は6時間制限ですが,30キロを過ぎた辺りで,時間内完走は難しいなと。
少しきばってはみたものの,35キロ地点で計算上無理ということがはっきりしましたので,とにかく完走を目指そうと。
その頃はランナーの数もぽつぽつとまばらに散っている感じ。
最後の大通りに入ると,途中の交差点で温かい甘い麦茶を振舞われた。
これが旨かったなあ。
甘い麦茶なんて久しぶりに飲みましたが,体に沁みた。ありがとうございました。
大通りですから,ファミリーレストランとか,牛丼屋,ドーナツ屋,いろんな店舗が並んでいる。
そういった店の中で食事中の人が,私に気付いて視線をロックオンしている。
すかさず手を振ると,みなさん振り返してくれましたね。
お食事中お邪魔致しました。
そんなこんなで長く苦しいレースとなりましたが(全く余裕がなかったので,この通りレース中の写真はありません),残り2キロというところで制限時間の6時間が経過。
この大会で制限時間を超過した場合,どういう扱いになるのかわからないまま,とにかくフィニッシュラインを目指す。
フィニッシュ直前にもパンダ応援団。最後まで支えられた。
そしてフィニッシュ。
計時は既に終了しておりますが,私の時計で6時間16分台。
私の記録としてはワースト2位になるはず。
こんなことではいかんなとは思いますが,まあそれでも去年の「さの」と違って,一応完走してますから。
完走Tシャツ貰ったし(笑)。
完走証は流石に出ないだろうと思ってましたが,中間点までの記録は出ているので,そのタイムだけ書かれている完走証が出ました。
勝田はいけずじゃないですね。
なんとか完走してめでたい限りですが,体はもうぼろぼろ。
倒れこんでそのまま寝てしまいたいぐらい。
するととっくに帰られたかと思っていたKCさんから連絡があり,まだいるので一緒にどうかと。KCさんたちは車で来ていたので。
そこで痛む体を押し殺し,ささっとテントをたたみ,ありがたく便乗させて頂いて吉川温泉へ。
のんびり湯に浸かり,脚の痛みはかなり楽になりました。
事前にKCさんから,薬湯というのがあるが,肌にピリピリくるのでやめた方がいいというアドバイスがありました。
それは「やれ」ということかと解釈し,変なにおいのする濁った湯に入ってみました。
最初はにおいがするだけでなんてことなかったのですが,じわじわと異変が。
睾丸が焼け付くように沁み始め,痛いぐらい。
マラソン直後なので擦れていたのかもしれませんが,これはエグい。
布袋が浮かんでましたが,中にはきっと唐辛子が入っているに違いない。
こりゃあいけねえと湯から上がり,シャワーで体を流すも,しばらくほひほひしてましたねえ。
吉川温泉,恐るべし。
その後館内で食事をし(さっぱりしたものが食べたかったのですが,チョイスしたのは何故かカツカレー。でもここのはこういう施設のものとしては悪くなかった),お二人とお別れして電車で帰りました。
風呂も済ませてますから帰宅して即爆睡でしたね。
ということで,ダメダメなレースだったので書くことがないかと思っておりましたが,まあまあ分量はかせげたか。
次は2月末のリレーマラソン。3月半ばの北関東自動車道。そして板橋と続きます。
板橋で今回のようにならないよう,少しはお稽古しようと思います。
って,いつも同じことを言っている気もしますが。