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2009千葉マリンマラソン2009/03/08 00:46

あー,やれやれ。「コールド」て……。
 
ということで千葉マリンマラソン。
4週連続マラソンの,これが2発目。1月18日。
天気は良かったですね。
会場は千葉マリンスタジアム。
スタジアムで受付をし,客席が荷物置き場になります。
女子更衣室はありますし,貴重品預かりもありますが,男はそこら
で着替えることになります。まあ別に構わないのですが。
荷物を席に置きっぱなしというのはどうかとも思いますので,一応
バッグを座席のフレームに自転車用のワイヤーで巻き止めて施錠
することにしています。
このワイヤーの鍵と南京錠は,マラソン用のバッグに入れっぱなし
にしてありまして,いざという時には(荷物預かりが大混雑でスター
トに間に合いそうもないとか)木の枝やガードレール,金網などに
くくりつけてしまおうという魂胆であります。まだそのようなケース
はありませんが。
スタジアム内でテントを張っている人もいますが,当然地面は土で
はありませんから,ペグを打ち込むことはできない。
吹きっさらしの場所でなければ飛ばされることはないでしょうが,
ちょっと不安かも。
今回はテントを使いませんでした。
早く現地入りして,いい場所を取らないとダメですね。
バックネット裏に陣取り,前週の教訓を活かし,おにぎりなど齧る。
シャリバテ防止。
開会式が始まり,千葉ロッテのキャラクターなのでしょうか。
こんな↓着ぐるみも出ておりました。
 

 
懐かしい。
私もパンダや犬,猿なんかの着ぐるみを着てマーチングバンドを
やるというアルバイトをしていたことがあるものですから。
あのバイトは好きだった。今でもやりたいぐらいだ。
吐くかも(笑)。
ゲストには千葉ロッテの選手も来てました。全然知りませんけど。
そしてエモやん。
 

 
何故エモやんなのかは全くわからない。
小出監督は毎年スターターですからわかりますが。
 

 
開会式の後,小出監督とはVAAMのブースで間近に遭遇しました。
VAAMのアミノ酸の濃ゆいヤツなのかな。「ウチの選手も飲んでる」
と仰ってましたな(笑)。
まあ駅伝で勝った後ですから,説得力はある。
 
前述のように荷物を座席に固定し,スタート地点に向かう。
参加者は増える一方のようで,去年より後方に追いやられる。
この大会はエントリー時の申告タイムでナンバーが決められるよう
で,私は6000番台だったのですが,初マラソンの人は持ちタイム
が無い訳ですから,もっと後ろに並ばなければならない。
私の位置で号砲からスタートラインまで4分近くかかってますから,
制限の2時間30分ぎりぎりの走力の人だと,これが結構痛いと
いうことにもなりそうです。
まあ私もそうでしたし,今もそうです。走り始めた当初よりは少し
余裕ができましたが。
初チャレンジの場合はその辺もポイントとして大会選びをすると
いいのかも。
そういう問題ではないか。
↓がスタート前。
 

 
歩道橋の先で左に折れ曲がったはるか先がスタートライン。
号砲なんか全く聞こえない。
それがわかってましたので,自分の時計をぴったり正確に合わせ
ておきまして,スタートの時間になったらストップウォッチを押しま
した。
↓がスタート後。
 

 
スタートライン脇ではスターターの小出監督が台に乗って見送って
くれます。
「監督~!」などと声をかけると,「待ってるよ~」と拡声器で応えら
れる。
毎回写真を撮ろうと構えているのですが,どうしてもうまくいかない。
↓の端に写っているのが小出監督のヒジ(笑)。
 

 
1キロの入りが9分52秒。
これはスタートラインがどこだかわからなかったので時計を押し
そびれ,こんなタイムになっておりますが,正味1キロは6分02
秒。
落ち着いた入りですが,ランナーが密集しておりますから抜くに
抜けず,こういうタイムになっているのですね。
その後は中間点ぐらいまでキロ6分を少し切るぐらいのタイム。
体も軽く,なかなか快調。
しかしすぐにトイレに行きたくなってしまいましてねえ。
また仮設トイレが無いんだ。この大会。
よほど途中にあるコンビニやガソリンスタンドに飛び込もうかと思っ
たのですが,せっかくのペースを崩したくないというのもあり,我慢
してしまいましたね。
5キロが32分56秒。
これは最初の3分50秒を引けば,私としてはかなり快調。
しかし関門でもありまして,制限が35分。
結構ぎりぎりですわね。
そうなると,号砲からスタートラインまでの時間が大きな意味を
持ってくることにもなります。
10キロも関門で,こちらは1時間10分以内。
私の通過が1時間01分48秒。
5キロ関門よりは貯金ができてます。
結局,5キロ関門を通過するまでは,少し押して走らないといかん
ということなんですね。私レベルの場合。
トータルで制限内はまあ大丈夫だろうとは思うのですが,最初の
5キロだけは気が抜けない訳です。
制限2時間30分だから,キロ7分ペースのイーブンで行けばOK
とはならないのですね。スタート時の位置によって。
号砲からスタートラインまで5分かかってしまったら,5キロ関門
まで30分ということになり,キロ6分以内のペースでいかなくては
ならない。
これはキロ6分半ぐらいが自分のペースという人にはちょっと
キツい。
大会が大きくなればなるほど,初心者には厳しい大会となります。
ま,すぱっと行けばいいのですが。くどくど書くべきことでもない
のですが。ちょっと気になったもので。
 
13キロ過ぎぐらいが,一昨年誘導ミスがあった「魔の左折地点」。
 

 
今年は間違いなく無事に誘導される。
ここから稲毛海浜公園内を走る。
もういい加減,尿意の限界にきておりましたが,公園内に入って
しまえばこっちのものだ。
トイレは何箇所もいっぱいあります。
15キロ手前ぐらいでトイレに飛び込む。
たくさんあるので,最初のトイレに並ぶ必要はないです。
それより次のトイレまで我慢した方が並ばずに早く済ませられる
かもしれない。
15キロも関門で,1時間45分以内。
私の通過が1時間32分35秒。
中間点を過ぎてから,キロ6分ちょっとのペースに落ちましたが,
そうずるずると崩れることはありませんでした。
18キロで美浜大橋。
 

 
最初にこの大会に出た時は,この橋のアップダウンが頗るキツか
ったものですが,今回はキツいなりにぐいぐいとよじ登る。
マリンスタジアムも見え,レース終盤。
20キロ関門が2時間20分以内。
私の通過が2時間04分00秒。
この辺になると,先にゴールしたランナーや,応援の人たちがたく
さんいらして,声援を送ってくれます。
21キロが2時間09分30秒。
残り0.0975キロ,約100メートルですわね。
これを30秒以内に行けば10分を切れる。
ラスト,結構脚にキテますから,厳しいのですが,うりゃーっ!とス
パートをかける。
フィニッシュはマリンスタジアムのグラウンド内。
フィニッシュラインはショートの守備位置ぐらいでしょうか。
 

 
時計を見ながら,うわー,ぎりぎり入れるかどうか。
それっ!とフィニッシュライン通過。
結果は2時間10分00秒(笑)。
9分台にはならなかったけど,まあいいか。
ネットタイムは2時間06分10秒ということで,大体キロ6分ペース
の走りができたことになります。
こういう風に走れると,気分もいいですし,とても楽です。
今回は,かなり納得の走りができました。
 
フィニッシュ後,スタジアム内の売店で生ビールを購入。
座席に戻って一人で乾杯。
 

 
なかなか結構なマラソンでございました。
さて,普通ならここ幕張から舞浜まで出て,イクスピアリ内の地ビー
ルを果てしなく吸収するところなのですが,この日,上野の森美術館
で開催の「レオナール・フジタ展」が最終日ということで,これは一応
見ておきたいと思っていたものですから,ジャージに大荷物で直行
する。
展覧会は大変素晴らしいもので,無理して行ってよかったと思いま
した。
それはいいのですが,タバコを吸いたくなり,西郷さんの傍のベンチ
で一服点けていたのですね。
すると,こう言ってはなんですが,もう少しでブルーシートの世界に
足を踏み入れそうなおやじが近寄ってきた。
あーめんどくせえ。タバコ一本くれとか言うのかなと。
すると違うんですね。
言葉遣いはとても丁寧でした。内容はともかく(笑)。
「失礼ですが,お兄さんは仕事していらっしゃるの?」と(笑)。
困惑しましたね。
困惑して,うまい切り返しができなかったことを残念に思います。
私も結構厳しい生活をしてますが,このように日曜日にはマラソン
をしたり,それをインターネットでレポートしたり。
余裕と言えば余裕だ。
「仕事をしているのか」と聞かれたことが無い。
どう返答していいのかわからず,つい「勿論してますよ」と答えてし
まった。
するとおやじは「ああそうですか。すいません」と言って去っていき
ました。
これは一体なんだったのでしょう(笑)。
まず私の風体と大荷物を見て,お仲間だと思われたのでしょうか。
それでもし,私が何らかの仕事を得ているのだとしたら,自分にも
紹介してほしかったのでしょうか。
或いは私に,仕事を紹介してくれるつもりだったのでしょうか。
私も流石に警戒しましたので,そっけなく捨てぎみに返答してしま
い,事の真相はわからず仕舞。
ちょっと後悔してますね。
もっとも,あのおやじに,妙に人懐っこく接するのもおかしいと言え
ばおかしい。
変な気分を引きずったまま寝るのはよくないので,某店に行き,
飲む。
この行動は私としては珍しく正解で,すっかり訳がわからなくなり,
とは言え電車を乗り過ごすこともなく,ぎりぎりのバランスで帰宅
し,熟睡する。
しっかり寝られるというのはありがたいことでございます。
そんなこんなで,濃密な一日になりました。
ちょっと考えさせられてしまいましたけどね。

コメント

_ KC ― 2009/03/08 21:16

もったいないことをしましたね。
面白い話が聞けたかもしれないのに・・・

まあ、すでに広い世界に住んでいらっしゃるようですが、
まだまだ
「私の知らない世界」
ワンダフルワールドは
無限に広がっていますからな

で、マリンはビール安いでしょ=600円。
からくり屋敷800円
猫屋敷は700円。
売り子の差です。

_ ちず ― 2009/03/08 23:44

フジタ展、アッツ島とサイパンはあった?

_ ダメ人間 ― 2009/03/09 12:17

KC様
800円のビールを次々頼んでいると,みるみる金が消えて,魔法のようです。
またタンクを背負っている売り子さんがかわいいものだから,つい買っちゃう。
しかしマリンスタジアムの売り子さんもかわいかったですよ(笑)。

ずーちー先生
その手の絵は今回無かったね。
前に国立近代美術館の特別展で,ガダルカナルの絵は見たことがあります。
軍部の依頼で描き,批判もあるようですが,とても軍部の意に沿った絵とは思えませんでした。

_ ちず ― 2009/03/12 19:04

わし、自分のブログに書いたことある気がするけど、
戦後、戦犯みたいな扱いを受けてるけど、
フジタの戦時中の絵はアートとしてもっと正当に評価されていいと思う。
神兵あらわる、みたいな絵(今、画集を人に貸してて正確なタイトルがわからず)
レンブラントみたいに、光の使い方とか絶妙だし、
サイパン玉砕の、えーと、臣節を全うす、とかなんとかいう絵も、
鬼気迫る迫力で、むしろ戦争の悲惨さを伝えてると思うんだな。

_ ダメ人間 ― 2009/03/13 01:58

作品だけ見れば,「戦争賛美」,「国威発揚」等の気は感じられませんからね。
むしろ厭戦の気配が濃厚だ。

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