dameningendx2をフォローしましょう

2008かすみがうらマラソン2008/04/22 11:36

まず始めに。
 
レース後,一緒に参加のH君と上野駅まで行き,構内の
アイリッシュパブで乾杯する。
H君は家の用事もあり早々に別れるも,私は一人で某
店に行き,どっぷりと焼酎を吸収。
マラソンの疲れと酔いでふらふらになりながらも,いつも
のように乗り過ごすこともなく,無事に電車を下りる。
駅から出て,少し歩いたところで,全然無事でないことに
気付く。
あろうことか,大事なアザラシ帽を入れた紙袋を持って
いないではないか。
なんたる失策。
そこで某店に電話をかける。
「私,何か忘れていっておりませんか」と。
すると,「あー,デジカメ忘れてる」と(笑)。
デジカメは頭になかったのですがね。
まあこれは店で預かってもらっているからよし。
「他にはありませんか」と聞くと,他には無いと。
うーむ。これは困った。
その日はもうどうしようもないので,ラーメンを食ってから
帰って寝る。
翌日。
まず某店に行き,カメラを回収。
そして某店の最寄駅の駅員さんに,昨日忘れ物がなかっ
たか聞く。
部屋に案内され,そこで忘れ物の特徴を伝える。
茶色の紙袋に入った,白いぬいぐるみのアザラシ。
今はコンピューターで検索するシステムがあるんですね。
感心しつつも,なかなか返答が得られない。
かなりしつこく検索してもらったようですが,結局そのよう
なものは届いておりませんと。
検索で出てこないということで,かなり絶望的な気分にも
なりましたが,ここで諦める訳にはいかない。
先日テレビで放映されていたようですが,「ファインディン
グ・ニモ」のオヤジのような気分になる。
絶対探し出してやるぞ!(笑)
まあ私が酔っ払うのが悪いのですが。
実は私,かつて連日酔っ払っていた頃はこんなことはしょ
っちゅうで,慣れております。
よくカバンを失くしたのですが,これまでほとんど(全ケー
スかもしれない)出てきております。
電車内に置き忘れたことも多く,その時駅員さんに貰った
遺失物センターや各駅の電話番号が書かれた紙を持って
いるのです。
次にとるべき行動は,営団線の遺失物センターに問い合
わせること。
電話をかけ,また失せものの特徴を伝える。
ここでも検索システムがあるのでしょうね。
しばらくお待ち下さいの後,出てきた答えは,こちらにも
届いておりませんと。
うーむ。
しかし諦めるのはまだ早い。
まだ報告が上がっていないだけかもしれないではないか。
次は路線の終着駅となる駅に直接問い合わせる。
千代田線なので,まずは松戸駅。
持っている紙に書いてある番号にかけると,これは古い
番号であるらしく,現在使われておりませんと。
次は我孫子駅。
これも電話をかけると自動案内の音声が流れ出したので
すが,こちらは現在使われておりませんではなく,番号が
変更になったという案内でありました。
カバンからもどかしくもペンを取り出し,新しい番号を控え
る。
その番号にかけ直したところ,遺失物についてはこれこれ
の番号にかけてくれと,また別の番号を教えられる。
そちらにかけ,遺失物の問い合わせを受けるところである
ことを確認。
また探しているものの特徴を伝える。
茶色の紙袋に入った,白いぬいぐるみのアザラシ。
調べますのでしばらくお待ち下さい,ピロピロピロ♪と音楽
が流れ,しばし待つ。
電話口に担当の方が戻り,こちらでそのようなものをお預
かりしておりますと。白いアザラシのぬいぐるみ。
よっしゃー!
ブツは松戸駅にありますと。
あーよかった。
ほっとしていると,その担当の方が,お愛想のつもりでおっ
しゃったのだと思いますが,「お孫さんのか何かですか」と。
「お孫さん」?

「いや,それは帽子になってまして,被れるんです」と訳の
わからない返答をしてしまいましたが。
これはどういうことですか。
私の声がおじいちゃんということですか。
アザラシのぬいぐるみということで,それを所有するのは
小さい子供であろうと推測するのは理解できます。
私がそれを探していて,「お子さんのですか」ではなく,「お
孫さん」となるのはどういうことか。
孫のぬいぐるみを必死に探しているおじいちゃん。
私が。
私の声の印象ってそうなのか。ちょっとショックだなあ(笑)。
そう言えば,不動産販売のダイレクトコールがかかってきた
時も,「そんな余裕はないねえ」などと受け答えしていたら,
「どなたか若い方でそのような計画のある方は」云々と言わ
れたことがありますな。いくつだと思っていたのかねえ。
まあなんでもよろしい。とにかく見つかった。
今から取りに行きますと言い,松戸駅に直行。
めでたく私の元に帰って参りました。やれやれ。いちいち疲
れるな。
H君に別れ際,この後飲んで壊れないようにと諭されてい
たのですがねえ(笑)。懲りない。これがダメ人間。
 
さて前置きが長くなりましたが,かすみがうらマラソン。
今年は愈々参加者が増えるであろうと予測しておりました
が,その予測を超える増え方でありました。
この大会はフルマラソンの他に10マイル,5キロの部があ
るのですが,全て合わせてのエントリーが2万人以上。
フルマラソンだけでも1万人近く。
東京マラソン,NAHAマラソンに次ぐ規模の大会になった
ようであります。
会場を見ただけでも人の密度が去年と明らかに違いまし
た。
 

 
こちら↑は会場の様子。なんだかわかりませんね。
曇り空であることだけはわかりましょうか。
暑くもなく,マラソン日和と言ってもいいでしょう。
なにしろ参加者が多いので,荷物預かりが大混雑になる
であろうということで,早めに済ませました。
今年から荷物預かりの入り口と出口が別になっておりま
したね。
去年までは一つのゲートで出入りをしていて,言ってみれ
ば口と肛門が一緒のイソギンチャクみたいなものだった
のですが,今年からはナマコ程度に進化(?)したようで
あります。
 
荷物を預け,H君とスタート地点に向かう。
私はゼッケン番号順に並ばなければならない大会以外は
いつも最後方からスタートするのが常なのですが,今回は
参加者が多いということで,最後方からだとスタートライン
までどれほどかかるのかわからない。
お稽古ができているならそれも気にしませんが,今回は
時間内完走も微妙な状態であり,ここでのタイムロスが
結果に響いたら痛い。
また数キロぐらいはH君と並走しようとも思いましたので,
いつもよりは随分と前の方で待機しておりました。
すると見知らぬ女性が私を見て近づいてこられる。
誰だか全くわからないのですが,どんどん寄ってこられて,
ついには「くりきさんですか?」と。
!?
ちょっと混乱しましたね。
私は高校が茨城であり,そのつながりの方であろうか。
或いはかつて関係のあった方だとしたらどうしようとか(笑)。
まあそんなことはありませんが,いろいろ考えてもわから
ない。
話をお聞きしましたら,こちらのブログをご覧頂いている方
だそうです。
アザラシを被ってますので,私とわかったのでしょうね。
しかも私がこれまで書いてきたことを参考になさっている
と。
「梅ぼし純」とか,携帯食としての羊羹とか。
羊羹はリサ・ステッグマイヤーさんの真似ですけどね。
今回初マラソンということで,いろんなランナーのブログ
等,ご覧になっているそうですが,速いランナーのお書き
になっていることはあまり参考にならないと。
私ぐらいのレベルの人間が書く辺りが一番参考になった
ということのようです(笑)。
私はなにしろ遅いので,そこでは遅い人なりにいろいろ
工夫しなければなりませんのでね。
そういうことのいくつかがお役に立ったようです。
びっくりしましたね。
一緒にいたH君も,「見てる人がいるんですねえ」と(笑)。
これは今回一番嬉しかったことです。
お声をかけて頂きましてありがとうございました。
励みになります。
この方はそうおっしゃってはいますが,初マラソンながら
私とは比較にならない異次元の走りで見事に完走なさっ
たそうです(笑)。
初マラソン,完走おめでとうございます。
眩しいです(笑)。
写真も無理やり撮らせて頂きましたが(笑),こちらで出す
のは差し控えておきます。
もしよろしかったらお送りしますので,ご希望とあらば私の
メインサイトからメールを送れるようになってますので,
ご一報下されば写真を添えて返信させて頂きます。
 
で,スタート。
スタート直後はまだ密集して,南極のペンギン状態のよち
よち歩き。
 

 
ここでH君に写真を撮ってもらう。
 

 
ご覧の通り,今回もアザラシ帽。
H君も引き続き,これはどこかサッカーチームのユニフォー
ム(なのかな?)。
 

 
少しの間並走し,パフォーマンスランナーの実際をお見せ
する(笑)。
「ゴマちゃ~ん!」等の声援がかかりますので,それに応
え,手を振るなどするところ。
あ,今回も実にたくさんの皆様からご声援を頂きました。
ランナーからもよく声をかけられましたね。
誠にありがたいことでございます。
そんなアザラシ帽を電車に忘れるとは(笑)。
 

 
2~3キロは↑のような密集が続き,抜こうにも抜けない
状態であったかと思います。
 

 
こちら↑は山車なんでしょうか。
かわいらしい子供たちが舞っておりましてね。
道路沿いにいる子たちとはハイタッチしました。
 
いつもなら6時間制限の大会ならそれに応じて,何キロ
まではキロ何分ペースで行く等,後半ペースが落ちてき
ても制限内にゴールできるような作戦を立てるのですが,
今回は練習不足でそんな作戦を実行できないほどの状
態。
全くのノープラン。
何も考えないで行っちゃえと。
6時間制限の大会で,イーブンペースで走るとして,時間
内に完走するペースはキロ8分30秒。
キロ7分イーブンだと5時間を切れる。
一応キロ毎のラップを確認し,前半7分台ならまあいいか
なと。
それぐらいの気持ちで行きました。
これがかえって良かったような気がします。
変に突っ込まないで,後半に力を温存することになり,極
端なペースダウンを防いだと思われます。
 
時節柄,このようなもの↓も処々に見られました。
 

 
立派ですね。
かすみがうらのコース沿いの家々は立派なお宅が多くて
ですね。
お寺さんか銭湯かというぐらい。大したもんです。
こちら↓は梨畑。
 

 
わかりづらいでしょうが。
もう葉が出てきておりますね。
花だけの頃は白一色で美しいものなのですが。
 
小学校の前では,子供たちが熱い応援をしてくれます。
 

 
手ブレでひどい写真ですが。
私が近づいていったら,絶叫に近い喚声が沸き起こりま
した(笑)。
こちらでも全員とハイタッチしました。
 
その先の給水所で,この方↓と写真を撮りあう。
 

 
こういう方は無断で出します(笑)。
他の大会でもよくお見かけするランナー。
話をしたのは今回初めて。
腰には亀のぬいぐるみらしきものが付いていて,のんび
りマラソンを楽しむということのようです。
しばらく私と抜きつ抜かれつを繰り返していたのですが,
最後は追いつけなくなり,見えなくなってしまいました。
マイペース亀,強し。
 
このお城↓が見えてきたら,もうすぐ中間点。
 

 
この辺りでぱらぱらと雨が降ってきたのですが,しっかり
した雨ではなく,クールダウンにちょうどいいような気持ち
いい雨でした。
アザラシが水を吸ったらヤバいと思いましたが,それほど
のこともなく,そのうち止みました。
中間点通過は2時間38分。
6時間制限の大会における,いつもの「中間点まで2時間
30分で行ってしまおう作戦」からすると1キロ分ぐらい遅
れてしまっておりますが,後半いくらか走れば,まだ充分
時間内完走が可能なタイム。
大丈夫かもしれないなと思い,ここで羊羹を取り出して食
う(笑)。
中間点を過ぎると坂を下り,そこから先は全く平坦なコー
スになります。
と言うことはそれまで上りがあるということですが,とにか
く後半フラットであるというのはありがたい。
しばらく行くと,今年も私設エイドがいくつかありました。
 

 
名産のレンコンやら,梅干やら。
こちら↓も。
 

 
柑橘類なども振舞われる。
いつも思うことですが,結構大変なことですよね。
準備にしても,コストにしても。
私のような遅いランナーがたどり着いてもまだあるんです
からね。
ありがたいことで,頭が下がります。
来年もよろしくお願いします。
前にも出しましたが,こちら↓がレンコン畑。
 

 
もう一面のレンコン畑。
道路沿いの畑はともかく,奥の方の畑から収穫する場合
はどうするのでしょうか。何らかの手立てがあるのでしょ
うか。
何にしても大変そうです。
 
レンコン畑を過ぎると,このマラソンも終わりに近づきます。
41キロ地点にはチンドンの応援がありました。
 

 
故松本英彦さんのような風貌のサックス。
どうでもいいことですが,このサックスのマウスピースが
オットーリンクというメーカーで,私と同じ(笑)。
曲は何だったかなあ。
演歌だったのですが,忘れてしまいました。残念。
 
残り1キロというようなところでしたか。
とぼとぼと走っておりますと,背後から「くりきさん!?」
と声がかけられる。
驚いて振り返ると,KCさんからお話があったジョソ・レノ
ソ氏に間違いない(笑)。
思わず「ジョソ・レノソ!」と言ってしまいましたが。文字
通りの発音で(笑)。
スタート前も気にして見ていたのですが,それらしい人
をお見かけすることはなく,コース上でも会うことがなか
ったので(実は給水所の人に「ジョン・レノンは来なかっ
たか」と一度聞いた。さあ見てないという返事だった),
これはきっと前を走っておられるのであろうと思ってお
りましたが,ここへ来て遭遇するとは。
嬉しくなって疲れも忘れ,走りながら写真を撮ったりす
る。
すると先にゴールしたH君がカメラを構えて待っていて
くれた。
 

 
私が指差している先はレノソ氏(笑)。
ゴールはもうすぐ。
レノソ氏と並走して競技場に向かう。
また盛んに「ゴマちゃ~ん!」の声援を浴び,私も大き
なアクションで応えていると,レノソ氏が,「人気者です
ね」と(笑)。
私が人気者であるということではないのですが。
嗚呼,そんなアザラシ帽を電車に忘れるとは(笑)。
 

 
私の左がレノソ氏。
最後もレノソ氏と一緒にフィニッシュラインを越える。
制限時間にはいくらかの余裕を残し,思いの外普通に
完走できました。
レノソ氏は初マラソンだそうで,見事完走。
おめでとうございます。
私もほっとしてレノソ氏と握手。
あーよかった。面白かった。
これまでにも増して,印象に残るマラソンとなりました。
全て皆様のおかげでございます。
感謝申し上げます。
 
H君とまた合流し,着替えて帰途につく。
土浦駅で上り線のホームに下りると,ちょうどフレッシュ
ひたちだかの特急列車が停まっている。
少し迷いましたが,えーい乗っちゃえと。
ぎりぎりで飛び乗り,車内で特急券を購入。
飲み物等の車内販売のお姉さんも来たので,呼び止め
てビールを買う。
特急列車内でH君と乾杯。
 

 
あっという間に上野に着き,駅構内のパブで再びキルケ
ニーで乾杯。
 

 
これが旨かったねえ。
そして冒頭に戻ると(笑)。
かすみがうらレポート終わり。
 
ここからは余談ですが。
今回私はなんとしても,普通に完走したかったのですね。
普通と言うのは,完走したものの,後で救急車で運ばれ
るというようなのは困るということ。
そこまでいかなくても,尋常でないダメージが残るという
のも困る。
これまでこのブログで,煮え切らない書き方をしていたこ
とについて,ここで簡単にご説明したいと思います。
実は最近,骨髄バンクのドナーとして,骨髄提供をしたの
です。
これで2回目。
これまで累計で38万人ほどのドナー登録がある中,骨髄
バンクを介した非血縁間の骨髄移植を2回経験している
ドナーは400人ほどだそうです。
少ないと言えば少ない。
そして,現在のバンクの規定では,2回提供を済ませた
ドナーは,それでお役御免となる。
2回で打ち止めになる訳です。
ドナー登録は継続されるが,検索でHLA型(白血球の型)
の適合する患者さんが出てきても連絡は来ないのだそう
です。
何故そうなのか。
これについての明確な根拠は無い。
バンクとしては,ドナーの安全を最優先に考え,云々とな
る訳ですが,2回はOKで,3回はダメである理由は述べ
られていない。
これは,血縁間の移植(兄弟姉妹,親類など)では2回
骨髄を提供するドナーはたくさんいて,その人たちが骨
髄採取後,何ら健康上の問題が無いことは確認されて
いる。データがある。
しかし3回提供した人となると,データと呼べるほどの
例が無いそうなんです。
だから3回提供しても大丈夫だと言えないと。
どうやらその程度のことらしいのですね。
日本人には似たHLA型を持っている人が多いらしく,
それは400人にしろバンクから2度の骨髄提供をした
人がいることでもわかります。
血液難病の患者さんがバンクに登録すると,今は9割
以上,適合するドナーが見つかるそうです。
これもHLA型が似ている人が多いからこそですね。
しかしそうして適合ドナーが見つかったとしても,実際
に移植が行われるのはその中の6割程度というデータ
もあります。
ドナーが実際に骨髄提供に至るには,まずドナー自身
が健康でなければなりませんし,検診で何度か病院に
行かねばならず,骨髄採取は通常3泊4日入院するこ
とになる。
なんだかんだで10日ぐらい仕事を休まねばならなかっ
たりする。
そういう都合がつけられないと難しいのですね。
結構ハードルが高いのです。
しかしこれまで2度の提供をした人は,そのハードルを
実際に越えている訳で,今後3度目,4度目の依頼が
来たとしても,また諸問題をクリアできる可能性が高い
のではないか。
勿論3回4回と依頼を受ける確率は極めて低いと思い
ますが(これまで骨髄バンクに登録したドナーで,骨髄
提供に至ったのは42人に1人程度),前述の通り日本
人には似たHLA型の人が多く,その中でも多いタイプ
の型であれば,それだけ発病率も高くなるはずであり,
確率は抜きにしても,一人でも多く移植ができるように
することを考えたら,現状の2回で打ち止めの規定は改
めるべきではないのか。
勿論そういう議論は既にあり,検討されているそうです。
2度の骨髄提供を経験したものとして,私は至って元気
ですし,現在の規定には異を唱えたい。
その根拠としても,今回のかすみがうらマラソンがあり
ました。
明確な日付等を言うのはルール違反なのでしませんが,
今回,骨髄提供からまだ1ヶ月が経っておりません。
医師に相談すればやめろと言うに決まってます。
提供から1ヶ月は派手なことはやめてくれということに
なっているのですね。骨髄が再生するまでに1ヶ月ぐら
いかかるらしい。
しかし私は元気だ。
骨髄採取から1ヶ月も経たずに,フルマラソンという極端
なことをやり遂げれば,骨髄採取が事後,ドナーの健康
を害することは無いという証明になりはしないかと。
そして今回,私は普通に完走できました。
不安はありましたが,それは練習不足の不安だけで,骨
髄採取の影響による不安は全くありませんでした。
タイム的にも,まあいつも遅いですから(笑),大差ありま
せん。こんなもんです。
今後バンクからアンケートなどが送られてくるはずですが,
そこで今回の結果をふまえた提言と言ったら大げさかも
しれませんが,私なりの意見をバンクに訴えていきたいと
思っております。
私は2回目の採取後,1ヶ月経たずにフルマラソンを元気
に完走し,何の問題もありません,と言いたかったのです。
もし3回目が来てもばっちこいだよと。
医学的には3回だろうが4回だろうが,ある程度の期間を
はさめば問題無いらしいです。
日本の骨髄バンクはドナーに対して,言葉は悪いかもしれ
ませんが過保護な規定が多く,世界のバンクを見てもそれ
は一般的ではない。
何も世界に合わせる必要はありませんが,この2回打ち止
め規定も根拠が薄いと言うか無いし,ドナーに選定され,
提供の意志を確認する際,家族の同意が必要とされてい
る。家族が反対したらコーディネート終了。
それはそれで悪いことではありませんが,いい大人が自分
だけで決められないというのは単純に子供扱いされている
ようで,あまり気分のいいものではありません。
この辺はいずれ変わってくると思いますが,そうなっていく
過程の風のひと吹きにでもなれたらいいなと。
そんなことを考えている訳です。
まあしかし,正直なところ,今回は普通に完走できてほっと
しました(笑)。
ほっとして,ちょっと飲み過ぎてしまいましたね。
飲み過ぎはいつもか(笑)。

コメント

_ KC ― 2008/04/22 13:40

ジョソ・レノソがたいへんにお世話になったようで、ありがとうございました。
彼は連絡先を存じ上げていないので、よろしくお伝えくださいとのことです。
もともと感激症なのですが、「苦労の末、ようやく時間内完走できそうだ」と感動していたところに、アザラシ帽を発見して、感極まったそうです。
四国八十八ヶ所霊場めぐりの結願以来の感動(じっさい、すべて歩いた)だ=泣けた=といいますから、栗城さんはお釈迦様のようにありがたい方に見えたのでしょう。

彼といい、スタート前の女性といい、「パフォーマンスランナーであることの利点」が発揮できたようで、そういうクラブを主宰(藁)するものとしては、たいへんにうれしく思います。

仮面ジョガーさんのブログもときどき拝見させていただいてますが、ROMです。
おそらく来月お会いすることになるだろうから、お声をかけさせてもらおうかな。

こうやってランナーの輪が広がっていくんですね。
世界平和だな。

_ ダメ人間 ― 2008/04/22 22:05

広がりますねえ。
広がってきました。
同じ大会に毎年出ていると,「あ,あの人」って思いますものね。
「パフォーマンスランナーであることの利点」,まさにそうですね。
次のシーズン,今年の「つくば」なんかも楽しみです。
「あ」って指を差しあったりすることが頻発するんじゃないでしょうか(笑)。

_ KO ― 2008/04/23 08:07

お会いできてすごくうれしかったです。
実物あざらしさんを見られたのも感激でした。
あれほど大きな大会でも、あざらしさんが目印で目立たれていました。(なのに置き忘れるなんて。笑)
(あざらしさん、撫ぜさせてもらえばよかった・・・)

今回も読み応えあるレポート、ありがとうございます。
私にとっても有意義で楽しいレースでした。
あまり無理せず、マラソン100回完走を目指して下さい。
お酒もほどほどに。
フルマラソンの後にそれだけ飲める体力をお持ちであるのは、私からみれば神の領域です。

週末にメールを差し上げたいと思います。

_ ダメ人間 ― 2008/04/23 13:58

走るマラソンはへなちょこですけど,飲酒マラソンはインターハイレベルですよ(笑)。

いやもうホントにお声をかけて頂きましてありがとうございました。
嬉しかったです。
今後も走られるんですよね。
また大会で見かけることがありましたら,アザラシ,なでてやって下さい(笑)。
今洗って干してあります。

_ ろしあん ― 2008/04/23 22:55

いやはや、またまたやらかしてくれましたね!
私は正直、完走されるかどうか?心配しておりましたが、ゴール前で待っていると元気そうな様子だったのでほっとしました。
ホント、無茶しますね~、ご無事でなにより。
たぶんダメージはいつもよりは、あったんでしょうな。大事なアザラシを忘れるぐらいに。

それよりなにより、ドナーの新しい常識をつくりだす第一歩のレースとなったようでなによりです。

_ ダメ人間 ― 2008/04/24 00:00

焼酎一本ぐらい飲んじゃったもんなあ。
マラソンの後は効く。
でも佐倉の後の方がひどかったな。
走ってないのに(笑)。

完走できるかどうかはやってみなきゃわからなかったですね。
まあ良かったですよ。ホントに。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dameblo.asablo.jp/blog/2008/04/22/3247500/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

_ Another Aquatic Zone - 2008/06/19 20:53

6月初めのある日、帰って来たら、郵便ポストにオレンジ色の大きな封筒が入っていた。表書きに「重要」「親展」の朱書きと「大切なお知らせです。至急開封してください。」の文字が。そして、送り主に「(財)骨髄移植推進財団」と大書されている。 こ、これは、まさか・・・..