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2010安政遠足侍マラソン 前夜祭ミニ遠足その12010/05/13 13:37

ぼちぼち始めていきましょう。

まず初参加の大会でありまして,まるで勝手がわからない。
そこは事前にKCさんからアドバイスを頂きまして。
前日にレセプションがあるということで,ということは,前日入りして宿泊しなければならない。(前日受付ということではありません。前日にレセプションがあるのに,何故か受付は当日しかない。だからレセプションに出なくていいのであれば当日入りでも大丈夫です)
会場に近い宿があり,毎年そこを利用しているそうで,今年は「クラブかもい」のお二人と同宿させて頂くことになりました。
レセプションは夕方からですが,その前に子供たちが走る「ミニ遠足」があり,それを見物するにはお昼頃には現地入りしなければならない。
あ,この「遠足」ですが,「とおあし」と読みます。この辺は追々。
ということで,朝も結構早くから家を出る。
外環道から関越道に入り,快調に進んでおりましたが,途中でまた異様に水温計の針が振れている。
上里SAに入り,車を停めると,「ピーーッ!」というけたたましい怪音を発しており,これはいかんとエンジンルームを覗く。
すると前に補修したラジエターのホースに開いた穴を塞いでいたゴムパッチが一部剥がれ,それがリードの役割をして音を発しているとわかる。
うーむ,またか。
もうこれについてはすれっからしになっており,予備のゴムパッチやら接着剤やらテープやら車に積んでありますので,早速補修にかかる。
溶剤のスプレーを吹き付けて掃除をし,新しいパッチとホースに接着剤を塗って乾かす。
いい頃合で接着し,上からテープを巻きつけ補強。
更にテープを縦に裂いたものを撚って紐にし,それでぎゅっと縛る。
水を補充し完了。
30分ほどのロスになってしまいましたが。
街中を普通に走っている分には大丈夫でも,高速走行するとちょっと負荷が大きくなるのかもしれません。
運転再開。
やや水温は高めな感じですが,大きく振れることもなく,高崎で下りて,国道18号を軽井沢方面へ。
ほどなく宿に到着。12時半ぐらいでしたか。
KCさんはお仕事が忙しく,到着は夜になってしまうかもしれないということでしたが,連絡を入れると,レセプションにはなんとか間に合わせたいと。
私も一人で行くよりその方がいいので,そう願いたいと思いましたが,結構ご無理があったようですね。
「ミニ遠足」が何時から始まるのか知りませんので,衣装などの荷物を部屋に入れてからすぐに会場に向かいました。
1時を過ぎたぐらいでしたか,そろそろ子供たちが集まって,仮装の審査が始まろうかというところ。


まず子供たちを集めるのが大変(笑)。
呼びかけてもなかなか集まらない。
10人ずつの列にしていくのですが,それだけでえらい時間がかかりましたね。
またこの日は暑かったですからねえ。
日向でじっとしているのも大変。
傍で見ているこちらもじりじりと焼かれていく。
なんとか並び終わって,10人ずつステージに上がり,自己紹介をしていく訳です。何の仮装であるかも言う。
仮装していない子もいますが,ほとんどが仮装。
ここで仮装賞が決まりますから,大事なところです。


同じチームの子たちは後の方の番号でも一緒に上がります。
これを一人一人やっていきますから,これまたえらいこと時間がかかる(笑)。
親御さんたちも大変。
親御さんは,子供たちが整列しているところから「3メートルほど」離れてくれという指示がありました。
放置すると運動会の場所取りみたいなことになってしまうのかもしれません。
そりゃもう,子供たちの衣装を見れば,親御さんも力が入っているのがわかります。


揃いの衣装の女の子たちが出てきまして。


「安中48」かな。かわいらしいもんで。

↓は浦島太郎なのですが。


お兄ちゃんが走って,弟は亀役なんですね。陰に隠れてしまっておりますが。
その弟が完全にご機嫌を損ねており,亀の帽子は投げ捨てるは,甲羅は脱ぎ捨てるはと大変(笑)。スタッフのおじさんがなだめてやっとステージに上がった状態。
暑い中待っていて,すっかり嫌になってしまったのでしょうか。
本人は最悪でしょうし,お兄ちゃんも困ったことと思いますが,見ているこちらは面白かった。

そして次が私としては今回最も印象に残った仮装。


アップしますと,


クロマグロ!
これはインパクトありましたねえ。またよくできていた。

なにしろ凝ってます。


↑は宇宙飛行士の揃い踏み。
右の青いツナギが最近の山崎さんで,スペースシャトルをかついでる。
左に野口さん,そして向井さん,ということらしい。
こういうのはチームになると大きなアピールになりますね。

そしてこの大会は「侍マラソン」というぐらいで,基本コンセプトとしては,安政遠足の故事に倣って,侍姿で走りましょうということなのですね。
で,表彰対象も,大賞になったりするのはそのような侍姿,武将姿が評価されやすいようです。
となると,正統派の仮装も出てきます。


ちょっと写真が小さいですが,鎧兜を着けているのがおわかり頂けるでしょうか。
特賞に輝くのはこのような扮装で,クオリティの高いものということになるようです。
私などは↑のマグロなんかは突き抜けてて好きですけどねえ。
あとはその時の話題性のあるもの。
宇宙飛行士の山崎さんもそうですね。
子供に人気というところでは↓のようなものも。


珍獣ハンターですか。
珍獣ハンターはもう一人いまして。


なかなか雰囲気を出しておりましたが。

最近公開されたティム・バートンの「不思議の国のアリス」。
あれの影響かどうかわかりませんが,アリスは多かったですね。
女の子は,そりゃアリスとかやりたいでしょうね。
↓は原作では「鏡の国のアリス」ですが,ティム・バートンの「アリス」には出てくる「白の女王」。


次はまた時代性と言いましょうか。


アップするまでもないですが。


地デジカ(笑)。
この仮装にした理由は,まだ自分の家に地デジが入ってないからだそうです(笑)。
なかなかクオリティが高い。見事な出来だ。

この辺でようやく仮装審査が終了。
えらいこと時間がかかり,子供たちも暑くて大変ですが,こちらもすっかり日焼けしました。
この後は低学年がスタートすることになりますが,少し時間があるので会場をぶらつく。
何故か千葉から出店が来ており,クジラの串カツを売っておりました。
その時間はそれまでの半額になっていたので一本買う。
懐かしい味がしました。
実は私,結構クジラはちょいちょい食っているのですが(一昨昨日も食った)。
ミンククジラ。
写真は撮るのを忘れました。
まあ衣をつけて揚げているのですから見た目ではなんだかわからない。

中身は悲惨なことになっていそうな謎のキャラ↓。


ビニールだもんなあ。これはキツそうだ。

そして太鼓の音が六つ響き,低学年の部がスタート。


すげー速い。猛ダッシュ。

スタートすると帰ってくるまでヒマになる。
会場の前に安政遠足の石碑があります。


「安中藩安政遠足之碑」。
その横には説明が書いてある別の石碑。


「日本マラソン発祥の地 安中」とあって,その後の文言は以下の通り。

 安政二年(一八五五年)ときの
 安中藩主板倉勝明公は藩士の心
 身鍛錬を目的として五十才以下
 の藩士九十八名を数隊に分け五
 月中旬より六月初旬にかけ安中
 城内より碓氷峠の熊野権現まで
 七里余の中山道を走らせた
 これを「安中御城内御諸士御遠足」
 という   これは日本における
 マラソンのはじめである

ただ走らせただけなら「マラソン」とは言えないかもしれませんが,ちゃんと組ごとの到着時刻と着順を記録し,その文書が残っているそうで。
しかし当時の平均寿命は今と違いますし,50歳以下となると,今に合わせたら何歳ぐらいまで走ることになるのでしょうか。結構キツそうに思いますが。
しかし今の60代70代ランナーの元気さを見ると,そんなもんなのかもしれません。

てことで,ここで一回切りましょう。
長いぞ,これは。

コメント

_ あんぽ ― 2014/05/10 07:02

本日、遠足子供ミニマラソンに初めてエントリーしました子供の母親です。
恥ずかしながら、情報集めもできず本日を迎えてしまい、あせって検索…こちらへたどり着きましたしだいです。
本当に子供も仮装しているのかどうか心配で
、また大人との違いが分からず…とりあえず娘は家でいつも着て遊んでいるお姫様ごっこに持ちいるドレスで 走るとのこと。
どちらかというと、私はクロマグロ系が好きですね。
とにかく内容がわかり助かりました。
後は娘に頑張ってもらうだけ。
ありがとうございました^ ^

_ ダメ人間 ― 2014/05/12 04:09

これはこれは。
お役に立てたのなら光栄でございます。
お子さんは楽しく走れましたでしょうか。
このレポートにも登場する知り合いのランナーさんたちは、今年また仮装賞を取ったりして、大いに楽しめたようです。
私もまたかわいい仮装ランナーを見物に行きたいものです。
自分が走るのは、……(笑)。
出るなら峠コースに出たいですからね。しっかりお稽古しないとご迷惑をおかけすることになりますので。

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