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42.195kmリレーマラソン20072007/03/05 22:48

いやー,面白い大会でした。
 
場所は昭和記念公園。
箱根駅伝の選考会でもおなじみです。
広い公園でありまして,その西側の一画で行われます。
詳しいルールなどは公式HPをご覧頂くとして。
http://www.42195.jp/
とにかく,一般は4~10人で一つのチームを作ります
(2~3人での「ストロング部門」もある)。
男女混合も可。子供が混ざってもよい。
コースは一周2キロの周回コース。
一周毎にタスキリレーをしてもいいし,一人が何周かして
もいい。そこは自由。順番もその場で決めていい。
これを21周すると42キロ。
で,最後の195メートルはチーム全員で走ってよろしい
ということになってます。
なかなか盛り上がりまして,面白いものです。
一応制限時間があり,これが4時間!
フルマラソンを4時間で走るというのは,まあ市民ランナ
ーの大きな目標でもある訳ですが,なかなかそう簡単に
はいかない時間でもあります。
ただ2キロ毎のリレーですので。
とにかく2キロでいいのなら,ばーっと走ってしまえるで
あろうと。
42.195キロを4時間で走るためには,1キロを5分41
秒。
この大会の1周2キロでは,11分22秒以内のラップを
刻んでいけば可能だと。
この11分22秒が,ある意味ノルマである訳です。
 
さて,11:00にレーススタート。
我らコンボACの先陣を切るのはS先生。
遠方からの参加で,電車の中で既にガソリンを注入し
アイドリングはばっちり。
待ち合わせ場所で会ったらもう酒くさかったもんな(笑)。
たぶん環境にやさしいエンジンなのでしょう。
とにかく11分前後で回ってくればいいという話をしてい
たのですが,予想を上回るペースで帰ってきた。
「早い!早い!」(早すぎる)と思わず言ったのですが,
次は私の番。
走りだして,早くなってしまう理由がわかりました。
周りのペースが物凄く早い!
完全に自分のペースを見失いました。
勿論ある程度は自分の限界に近いスピードで走らない
と,こういう大会は面白くありませんが,早すぎる。
最初の500mで息が上がりました。
普通,マラソンの大会などでは,早い人はどんどん先に
行ってしまい,自分と同等のペースの人と一緒に走っ
て行くので,ペースが乱れることは無い。
しかし一周2キロのコースをぐるぐる回るこの大会では,
どこを走っていても早い人たちがどんどん追い抜いて
行く。
スタートから3時間ぐらいはこの状態が続く訳です。
訳がわからんままに自分の実力とはかけ離れたペース
で走ってしまう。
中継点に帰ってきた時は息も絶えだえ。
先日「東京マラソン」でも好走したH君にタスキを渡す。
H君はここで2周続けて走ったのですが,1周目のラップ
が,今回コンボACの中ではベストのラップで,なかなか
の好タイム。
2周目は少し落ちたもののこれも素晴らしいタイム。
コンボACのエースとしての役割を果たしてくれました
(笑)。
そしてコンボACの監督,F監督が登場。
 

 
大昔に400mの選手として鳴らしたF監督ですが,大会
出場は20数年ぶり(笑)。
F監督はきっちりマイペースを貫き,それでもノルマの
タイムに余裕を残して帰ってきました。
次がこの手の大会は初出場のT君。
正月に会った時に,体型的に向いているだろうから走って
みたらどうかという話はしたのですが,ついに登場。
これがまた予想を上回る好走を見せてくれました。
エースのH君に次ぐタイムでありまして。
今後もコンボACの一員として,走り続けてくれるものと
思います(笑)。
そしてその次がこちらも遠方からの参加のK君。
東京に前日入りしており,ミュージカルを観るなど優雅な
週末を過ごしたようですが(笑)。
彼はサッカーの審判もやるようなスポーツマンなのです
が,故障明けでありまして,調整も兼ねての参加。
それでもノルマのタイムを切るぐらいは楽勝なんでしょう。
大幅に余裕を残して次走につなぎました。
以上の6名で順番に走りまして。
結局H君が5周。S先生が4周。他の4人が3周と。
全てのラップでノルマの11分22秒を切ることができま
した。
それどころか平均のラップは9分34秒でした。
もっとぎりぎりな感じを予想していたのですがねえ。
全員60年代生まれのおじさんなのですが,まだまだ
走れるというところを見せてくれました。
正式なタイムはまだわからないのですが,私の時計で
は3時間21分06秒でゴール。
予想タイムは3時間37分04秒としていたのですが,
大幅に上回りました。
4時間を切るのはまあまあいけるかなとは思っており
ましたが,まさか3時間半を切るとは。
正直驚きました(笑)。
おっちゃんらも,やる時はやるな(笑)。
 
走り終わったら当然ビールを飲まなければならない。
あ,ホントはワタクシ,2周目を走った後に,既に飲み
始めてしまいました。
ビール2本飲んで,3周目を走ったら腹ががぼがぼ
して脚も重く,タイムを落としてしまいました。
すいません(笑)。
立川の駅ビル内の中華屋で乾杯。
 

 
全員学生時代の仲間であり,F監督・S先生が4年生
の時,私とT君が3年生,H君とK君が1年生という
関係であります。
あの頃は若かったねえ(笑)。
まさかこの年になって,一緒にかけっこするとは思わ
なかったわな(笑)。
不思議な感覚です。
しかし実はこのコンボACの東雲ともいうべき出来事が
学生時代にあった。
それは1986年。
学内のサークル同士が対決するソフトボール大会が
あったのです。
ソフトボールでは,なにしろその当時から飲みっぱなし
なので(笑),ボロ負け。
私なんかはおでこでフライを受けるわ,3塁打を放った
のはいいが,3塁で止まることができずにアウトとか
(笑)。
滅茶苦茶でした。
ソフトボールの試合が終わり,最後にトラックを走る
「清酒争奪リレー」というものがありました。
4人を選び出しスタート。
我がサークル,通称「コンボ」のトップは私。
号砲とともに他のランナーは一斉に走り出しますが,
私は酔っ払っているので大きく出遅れる。最下位。
後ろで「あ~」と落胆の声が聞こえました(笑)。
しかし酔っ払いというのは恐ろしいもので,第2コーナ
ーを曲がる辺りで2位まで追い上げる。
次に続くランナーもなかなかの走りで,アンカーは
今回も走ったF監督。
結局1位でゴールし,見事清酒をゲット。
酒がかかると強いんだな。
ここまでならそれほど強い印象としては残っていなか
ったと思うのですが,ここからが凄かった。
先輩の女性,T嬢と呼ばれてましたが,そのT先輩が,
グラウンド上で獲得した日本酒を開け,その一升瓶を
両手でさかさまに持って,鳥が餌の魚を飲み込むように
ごきゅごきゅと飲み始めたのですね。
音が聞こえるかと思うぐらいの勢いで。
あれを見た時は恐ろしいサークルに入ったなあと思い
ましたね(笑)。
まあ私も飲みましたけどね。
あの瞬間。
あれが「コンボAC」の東雲であります(笑)。
だからコンボACは「since1986」と言ってもいい(笑)。
まあコンボACの歴史はともかくとして。
リレーマラソン。
実に面白い大会でありました。
自由度が高いところもいいですね。
初心者でも安心して参加できますしね。
大人が伴走して,小さい子供も走ってました。
スピード練習にも最適ですわ。
あんなスピードでは,普段走りませんもの。
あの煽られようも,練習にはいい。
また来年も参加したい大会です。

コメント

_ 斎藤。 ― 2007/03/06 07:35

お疲れさまでした。素敵なレポートでした。乾杯の写真が良い(笑)。いや、実に楽しかったです。
 朝6時の車内に始まって結局スタートまでにレギュラ(発泡酒)ー4本、ハイオク(麦酒)1本の補給をして参戦しましたが、一週目は辛かったですが、二週目からは楽しくなってきました。きっとこの先も懲りずに繰り返すのだろうな。
 ソフトボール大会、一升瓶をかけて私も走ったような記憶があります。確かにあれが始まりだったのかもしれません。つい最近の出来事のような気がしていました。
 今年は参戦できませんが、荒川頑張ってつかぁさい。

_ ダメ人間 ― 2007/03/07 00:57

そうですねえ。私もなんとなく思い出しました。
あの清酒争奪リレーは,私と監督の他は,先生とA作君だったかもしれない。
まあそんな内輪話してもしょうがないんだけど。

荒川のゼッケン引換券が今日届きました。
荒川は筋肉をいじめる目的で出ますので,まあのんびりいきます。
去年は暴風。
一昨年は極寒でした。
今年は普通のマラソンをさせてもらいたいものですが。

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