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自分なりに何ができるか2011/03/27 16:04

前に都の講師(教員)に登録したことを書きました。
都として,他の自治体から要請があれば,都から被災地,または被災者を受け入れているところへ教員等を派遣するという話があっての行動でした。
元から登録はするつもりだったのですが,こんなことになったので,改めて気が引き締まる思いがしました。
他にも千葉県で登録しております。
昨日,26日の読売夕刊で,「被災児童支援へ教員増」という記事がありました。
被災地,また被災児童生徒を受け入れている自治体で教職員を増やしていこうと。
これは,私のように講師登録をしている人がおりますし,その数は余っているはずなので,その気になれば頭数を揃えるのは容易でないにしても可能なはずです。
ただ被災した児童生徒の心のケアという面では,免許があれば誰でもいいという訳にもいかないでしょうし(いや,こんな事態じゃなくてもそうでしょうが),経験があり,目の行き届く人材が求められるでしょうね。
まあ私のような教職経験の無い,破綻の経歴の持ち主にお声がかかることは無いかと思いますが,これについてはやるだけのことはやった。免許がないとできないことですからね。
勿論お声がかかることがあれば,全力でやらせて頂きます。
母が元気とは言えない状態なので,ホントはあまり遠方には行きたくないのですが,こういう状況ですので,福島,宮城,岩手,どこへでも行くつもりでおります。
この件は以上。

さて。
他には何かないか。
節電とか義援金などはともかく。
この数日ずっと考え続けております。
直接肉体的な支援については,もういいオヤジですし,かえって足手まといになっても申し訳ない。
ただこれについてもいろいろ調べてはおり,その面での行動を捨て去った訳ではありません。
各自治体のサイトなど見ながら,自分にもできそうなことがあれば是非お手伝いしたい。
いくつかの自治体では県外からの受け入れを始めてますが,まだ多くはない。ほとんどは地元の人のみの受け入れですね。もう少し先のことなのかなと。
また実際行く場合,最低1週間程度は続けて行動できないとしょうがないでしょうから,そこでの食料,寝床,ガソリンなども準備しなければならない。
私には4分の1,福島の血が流れておりますので(母方の祖父が福島),先祖の地の災難を子孫が見過ごす訳にはいかない。
放射線を恐れて支援物資が届かないという報道もありましたが,胸が痛む。
運転手を抱える企業としては,社員の体を案ずるでしょうし,政府が「大丈夫だ」と言ってもその根拠がわからない状況では恐怖心を持つのも当然。
今はそういうことはないと信じたいですが,もどかしい。
軽バンでよければ私が運びたいぐらいです。4トンまでなら運転できるから,車を貸してくれるなら行きますよ。運転手問題で困っているところがあるなら言って下さい。放射線キツめのところでも行きます。
そういうことで,身一つでの支援も探り続けているところです。

で,これも昨日26日の読売夕刊なのですが,「幹細胞の事前採取を」という記事。
虎の門病院の先生からの提言なのですが,原発で作業している人が大量被爆してしまった場合に備えて,事前に造血幹細胞を採取して冷凍保存しておいたらどうかと。
東海村の事故の時,亡くなった二人の作業員は治療で骨髄移植をしております。
お二人とも移植には一定の効果が認められたものの,あまりに強い被爆だったので残念なことになってしまいましたが。
このように大量被爆の治療で骨髄移植(造血幹細胞移植)が行われることがあり,その際,他人の造血幹細胞より自分のものの方が当然効果が高いでしょうから,本人のものを事前採取したらどうかと。
原発で作業される人は,年間の被爆のリミットがあるということですから,ずっと作業を続けられない。
ある量に達したら他の人にバトンタッチということになるのでしょうが,そこで作業に入る前に,保険として自分の造血幹細胞を保存しておくのはいいでしょう。
私も,このようには考えておりませんでしたけれども,この先,原発で作業されている人の中で,ある程度大量の被爆をする人が出てくる可能性はあるなと思っておりました。
そこで骨髄移植の経験者として発することがあるのではないかと。
私が骨髄バンクのドナーとして骨髄提供をしたのは2006年と2008年です。
その頃と今とでは,かなりバンクの状況も変わっております。
私が提供した頃は,バンクはドナー30万人登録を目標にしておりました。
今はその目標をとうに超え,38万人ほどの登録があります。
骨髄移植をするには白血球の型(HLA型)の一部が一致している必要があるのですが,日本人には似た型の人が多いらしく,9割以上は骨髄移植を必要とする患者さんとドナーの適合を見るそうです。
しかし実際その全てが移植に至るかと言えばそうでなく,いろんな理由から移植待ちの患者さんが多いのが現状です。
原発の問題を抜きにしても,ドナー登録数が増えればそれだけ移植例も増えるでしょうし,それはいいこと。
原発の問題を目の前にした今,前線で戦っている人たちの後方支援として,バンク登録を推進していくのもあるのかなと。
今回新聞紙上でこういうお医者さんの提言がありましたが,即「なるほど,そうしましょう」とはならないと思うのですね。
現に今作業している人たちは事前採取をしてないそうです。
ホントは上記のように,本人の造血幹細胞に越したことはない。
ただ,今のバンクを介した骨髄移植は,内容も私の頃と変わっている。
私の頃はHLA型のA座,B座,DR座の3座(っていうのがあるんです。詳しいことは省略),その各座が対になっており,×2で6抗原,場合によりその内の5抗原の一致でOKとされていた。
今はこれにC座も加えて調べるようになっている。C座の適合度によって移植成績に影響が出ることがわかってきたためだそうです。
だからそりゃ本人の造血幹細胞の方がいいのは変わらないだろうけど,私の頃と比べたら(ほんの3年ですけどね)他人の造血幹細胞でも随分良くなっているだろうことは単純に考えてわかります。
また骨髄移植と聞くと,やたらと怖い想像をする人がいるようです。
多いのは背骨にぶちゅーっと針を刺すんじゃないかと。
そうではありません。腸骨(骨盤)から採取します。
もっと言えば,骨をぱかっと開けて骨髄を取り出し,患者さんの骨も同様に開けて骨髄をはめ込む手術なんてものではありません。
骨盤から注射で骨髄液を抜き(ドナーは全身麻酔),それを患者さんに持って行って,普通の静脈点滴で入れます。それが骨髄移植。
これに今は,末梢血幹細胞移植もできるようになり,これまでの(↑で述べたような)骨髄移植との両方から(条件はあるものの)選べるようになったそうです。
末梢血幹細胞移植というのは,腕の血管から機械に血を送り,造血幹細胞を濾し取ってから血をまた戻すという方法。
これだと全身麻酔のリスクもありませんし,事前に注射するG-CSFという薬の副作用が多少あるそうですが,ドナーの負担は格段に少なくなる。
虎の門の先生の提言も,この末梢血からの事前採取が頭にあったのではないかと思います。
酒癖の悪い息子でご苦労なさっている歌舞伎役者さんも,末梢血からご自分の造血幹細胞を採取して保存した上,移植をしました。自家末梢血の移植ということになります。
ただこの末梢血幹細胞移植が全ての病院でできるかというとまだそうではない。
ドナー側,患者側の両方がこの方法の認定施設で施術されなければならず,全ての事例でこの方法を採るのはまだ無理というところ。(条件はあるものの)と書いたのはそういうこと。多くは従来の骨髄採取方法になるようです。
今回の原発の問題から,こういう話を持ち出すのは大げさかもしれない。
作業されている方々に骨髄移植の必要な事態が起こらないことを祈るばかりですが,先ほども書きましたが後方支援として,ドナー登録数を増やしていく,それは即ちきめ細かくHLA型をフォローしていくということになりますが,そのような動きも一つの支援なのではないかと考えました。
今回献血をされている方は多いようですね。宇多田ヒカルさんもなさったそうで。
ただこれも宇多田さんがツイッターで書かれている通り,血は生ものですので長持ちしない。
一過性の動きでなく,それこそ輪番でできるといいですね。
土日に集中するようですので,平日できる人はなるべく平日がいいだろうと思います。
例えば新宿東口献血ルームでは今,平日の血小板成分献血を求めてます。
アキバ献血ルームでは,「現在、多くの方に献血のご協力を頂いております。血液には保存できる期間が決まっており、毎日一定量の献血者確保が必要である為、一時的に偏ることのない継続的な献血をお願いします。」というコメントが出てます。
詳しくは日本赤十字社のサイトをご覧下さい。
http://www.jrc.or.jp/
骨髄移植をする場合も輸血が必要になります。
骨髄移植のドナーになるには健康面でのハードルもやや高く,お断りされてしまう場合があります。
そういう方でも献血はOKであれば,是非献血を。全血が無理でも,血小板成分などは骨髄移植の際,輸血することになるものです。移植した造血幹細胞がうまく働き始めるまでは輸血でつなぎますから。
また,私は2回骨髄提供をしていると書きました。
日本のバンクから2回提供している人は,私の2回目の時で400人ほどだったそうです。
たぶん,こういう人は日本人に多いHLA型を持っているのだと思います。
だから今後も適合する患者さんが現れるのが自然なはずですが,今のバンクの規定では提供は2回までとなっており,私などはもう打ち止めなんですね。
その根拠は何か。
バンクのページにはこうあります↓。
「骨髄バンクでの骨髄提供は2回まで、末梢血幹細胞の提供は1回のみです。ただし、骨髄・末梢血幹細胞合わせて2回提供していただいた方は、今後の方針が決定するまでドナー登録を保留とさせていただきます。
骨髄バンクはドナーの方の安全性を最大限確保しなければなりません。全身麻酔、G-CSF等による身体への影響を考慮して、このような基準を設けているとお考えください。
なお、血縁者間での提供履歴も骨髄バンクでの提供回数に影響しますので、過去に血縁者間で末梢血幹細胞を提供している場合には非血縁者間末梢血幹細胞ドナーとはなれません。」
だそうですが,読んでおわかりの通り,明確ではないですよね。
根拠は無いんですよ。
バンクを介さない血縁間の移植で,2回やって大丈夫というデータはあるが,3回やって大丈夫というデータが無い。それぐらいの話なんですね。
ドナーになるのは健康面以外にも結構なハードルがあって,なかなかなれるものではないのですが,2回やったという人はそれを現に越えている訳です。
そういう人は3回目も越える可能性が高いと考えるのが自然。
移植例を増やすためには,この回数制限は排除した方がいいのではないかというのが私の考えです。
また現在大きな国難に直面し,命懸けで作業している方々のことを思えば,ドナーの意思次第で3回目の提供も可能にするべきではないのかと。
これは2回目の提供の時から考えていることで,その主張を補うため,バンクや医師からすれば無茶な実験もしました。
それはこちらでも書きましたが,2008年のかすみがうらマラソンであります。
http://dameblo.asablo.jp/blog/2008/04/22/3247500
骨髄提供から1ヶ月を待たず,フルマラソンを走りました。
練習不足で遅かったですが,制限時間内にはフィニッシュしましたし,健康上の問題は何も起こりませんでした。
ホントはこの考えをその時すぐにでもバンクに伝えようと思っていたのですが,ぐずぐずしているうちに今になってしまいました。
今回はちゃんとやります。
これも実際2回提供した人でないとできない主張でしょうし,今回は責任感を持って,提言と言うほどのこともないでしょうが,意見を送ります。早急にまとめて,明日にも。
ドナーの体験談的なものはミクシィに書いてあるのですが,現在休眠中で,ほとんどアクセスもしておりません。放置状態ですが,ご興味ある方はそちらをご覧下さい↓。
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=2047531
ミクシィへのリンクってこれ↑でいいのかな。
骨髄バンク(骨髄移植推進財団)のサイトはこちら↓。
http://www.jmdp.or.jp/

ということで,結局実際に被災者や原発で作業されている方々への直接の支援ではないかもしれませんが,壊れ気味の頭で考えて,私なりにできることとしてようやくこの程度まではたどり着いた。
まだ考え続けますけどね。
この程度で既に知恵熱が出そうですが,一つはっきりしたことがあって,それは無力感に苛まれているだけでは何もしないのと一緒。
とにかく動かなければダメだと。
マラソンもする。
酒も飲む。
花見もする!

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