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車で寝るために2011/04/02 21:11

長いこと乗っていたバネットラルゴを捨てた話は以前書きました。
それからさて,車はどうしたものか。
しばらくはバイクで我慢するかと思い,自賠責の契約をしたりもしたのですが(自賠責を入れた翌日に乗ったらスピード違反で捕まった),ひょんなことから軽バンを入手することができた。
次はその手の車にしようとちょうど考えていたところだったので,これは良かった。
最初この車を捨てると言うので,それなら自分の車を捨てたばかりでもあり,廃車手続きを代行しましょうということだったのですが,少し手を入れれば捨てるには惜しいレベルだと思いまして,私が乗ることにしました。
今度はホンダアクティです。
ちょいちょい手を加えていくのが今は楽しいところ。

とは言え,普段はほとんど乗らない。
ただ年に何度か車で出かけるマラソンがある。
その場合,うんと早くに現地に着いてしまって,受付が始まるまで車で寝るというのがいつものパターン。
またマラソンの後も,疲れて眠いという時は無理して運転せず,どこかサービスエリアなどで寝てしまうというのもいつものこと(眠気を堪えて運転して大丈夫という自信が全く無い)。
そのためには脚を伸ばして快適に眠れる環境を作らなければならない。

私が入手したアクティは平成7年のもの。
後部座席を畳んだ荷室の長さが1820mm。まあざっと1.8メートル。
私の身長が176~7cmなので,なんとか納まる。
まずハイルーフなので,100均で突っ張り棒と金網を買ってきて棚を作った。
寝床は通常そこに収納される。
のべつお出かけして車中泊ということではありませんので,普段は後部座席も使えるようにしたい。
また,古い車ではあるので,メンテナンスも楽にできるようにしておきたい。
がっちりベッドなどを組んでしまうと,バッテリーだプラグだを交換する際面倒になる。
で,すっかり寝る態勢にしたのが↓。



ここから一つずつ片付けていきます。
寝袋を消去↓。


折り畳みの銀マットを消去↓。


銀マットを貼り付けた板を消去↓。


これで荷室の床がむき出し。
銀マットを貼った板だけだと硬いかなと思って2枚重ねるようにしました。
次は目隠しを外しますが,目隠しの素材は農業用の草が生えないように敷くようなヤツ。
安かったし1メートル幅のがあったのでこれでいいかなと。
普通の布でもいいのですが,これだと寸法に裁ったら切り口をライターで炙るだけで止まってしまう。
とにかく安くて簡単に済ませたかったところでの選択。
吊るすのもカーテンレールなんて面倒なことはしない。


ちょーてきとー(笑)。
上はこれで決まってしまいますが,下がそのままだとほわんほわんしますので磁石で止める↓。


で,後部右側はそのままですが,目隠しを外したところ↓。


寝袋は棚の金網にゴムネットで空中固定。
黄色い折コンにはブースターケーブル,牽引ロープ,ケミカル類など。
写真の蓋は仮のものですが,今はもうちょっとしっかりしたものになっていて,テーブルとなる。
銀マットを貼った板は蝶番で2枚1組が2セット。45cm×2×2で180cm。
この様に↓納まる。


このままだと急ブレーキで板が私の後頭部に飛んで死にかねないので,ゴムバンドをかけて固定します。

とりあえず,これで寝られる車にはなった。
寝心地は,大変よろしい。
前の車は座席を倒してフラットにしていたので,どうしてもボコボコ。寝づらく,腰が痛くなることもあった。
今回のこれは,家のベッドより快適かも(笑)。

ゆくゆくはサブバッテリーなんかも搭載したい。
200wのインバーターを持っており(動作しなくなっていたのですが,バラして掃除したら動いた),今でも携帯の充電ぐらいはできますが,停車中にはとても怖くてできない。
サブバッテリーがあると心強いかなと。
更にはソーラーパネルで充電もできるといいですね。
少し余裕ができたらその辺も考えていきたい。
なにしろこういう車は単純でいい。
なんやかやと世話をするのが楽しいです。

あとは食料,水,ガソリンを積めばいつでも出撃できるか。
ガソリンの携行缶は,写真にもちらっと写ってますが,20リットルのを1つ持っている。しかしこれだけではボランティア遠征には心細い。
もう1缶,2缶は欲しいところ。
ところが全然売ってませんね。
売っててもぼったくり。転売ってヤツか。
逞しいと言うか,浅ましいと言うか。
被災地の方に廻って,こちらが品薄になっていると思いたいですがね。

コメント

_ 木 ― 2011/04/03 10:01

素敵だ。

創意工夫が素敵。

そういえばも以前乗っていた軽は、廃車にするという先方にいただいたモノでした。

快適そうだわ。

昆マラ情報ありがとうです。

_ ダメ人間 ― 2011/04/03 12:00

軽で車中泊をしている人はいっぱいいるので,いろいろ見て参考にさせてもらいました。
ただ本気の人が多いので,バランスをとってこのぐらいになりました。
車中泊は寒さとの戦いなので,もう一工夫必要かと思いますが,ここまできていれば,ちょっとした+αでなんとか対応できるものと考えております。

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