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フィギュアスケート2007/12/30 02:41

いよいよ押し迫って参りました。
だからどうということもないのですが,早いものです。
 
フィギュアスケート。
「グランプリファイナル」がありまして,昨日「全日本」も
終わりました。
日本では安藤美姫,浅田真央両選手の活躍が目立ち,
黄金時代とも言われているようですが。
私もフィギュアスケートが好きで,昔からよく見ておりま
すが,世界に通用するどころかトップレベルの選手が
出てきているのは喜ばしい限りです。
ただ最近のフィギュアスケートは,採点法も変わりまし
たが,どうも技術的なところが重視され,いかにミスを
しないでジャンプをするかということになってしまい,ア
イスダンスでさえも難度の高いアクロバティックな技を
いかに盛り込むかが勝敗を分けるような状況にも見え,
やや味気なさを覚えるところがあります。
曲芸みたいになってしまって。
いや,それはそれでいいのですが。
なんかちょっとね。
YOU TUBEで昔の映像がありましたので,今回はそ
れをお見せしようかと。
最初はアイスダンスのトーヴィル&ディーン組。
1984年,サラエボオリンピックで金メダルを獲得した
演技。
芸術点で全ての審査員が6点満点を出した伝説の名
演技ですね。
この時私はまだ高校生でしたが,テレビで見て,その
張り詰めた緊張感と,内に秘めた情熱を感じさせる完
璧な演技に興奮と感動を覚えたことを今でも忘れられ
ません。
 

 
奇跡の名演技と言っていいでしょうな。
フィギュアスケートの真髄ここにありという感じです。
 
この時のオリンピックでは,女子シングルでカタリナ・ヴ
ィットが金メダル。
その4年後のカルガリーでも金メダル。
当時は向かうところ敵なしのまさに女王でありました。
容姿もきれいですしね。
その後プロに転向しましたが,プロの出場が認められる
ようになったリレハンメルオリンピックに出場。
自身が金メダルを取ったサラエボが,ボスニア・ヘルツェ
ゴビナ紛争により戦火に曝され,悲惨な状況におかれて
いることに心を痛め,トリビュートとして演じたのが「花は
どこへ行った(Where have all the flowers gone)」であり
ます。
多少ミスもあり,結果としては7位に終わった訳ですが,
その豊かな表現力は世界中の人々に感動を与え,成績
以上の深い印象を残しました。
 

 
これを見れば,ぴょんぴょん飛べばいいというものではな
いということがよくわかります。
ちなみにこの時,トーヴィル&ディーン組も出場しておりま
すが,銅メダルになっております。凄いですね。
トーニャ・ハーディングがごちゃごちゃやらかしていた時の
大会であります。懐かしいな。
今後,浅田真央選手なんかはトリプルアクセルもあります
し,表現力も豊かですから,心に残る名演技をまた積み重
ねていってほしいものと思います。

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