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練習日誌11・07・172011/07/18 16:20

10キロジョグ&ウォーク。

サッカーが始まる前に走っておこうと。
夜中はいくらか走りやすい。
久しぶりに星もよく見えました。
ただ北の方角では,雲の向うで雷が光り,異様な雰囲気を醸し出していた。
走っている途中,意味も無く振り向いたら,ちょうど流れ星が輝いた。
帰ってシャワーを浴び,ビール,焼酎,おつまみをセッティングしたらまだ開始まで2時間ある。
構わず始めたら,今日はややキツめの二日酔いだ。
とにかく朝方まで大興奮でした。
膝を叩き過ぎて腫れてしまったほど。
絶対に諦めない,強い気持ちを貰った。
これはもう,完全に国民栄誉賞。

乙武選手の登板に期待2011/05/04 09:45

http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/1260.html
 
6日(金)の18:00プレイボール。
 
※追記
地デジ,普通の衛星放送では中継が無いようですね。
CSの契約をしているお宅は問題ない。
インターネットでは「パ・リーグライブTV」
http://pl.tv-live.jp/
ニコニコ動画の「ニコニコ生放送」
http://live.nicovideo.jp/watch/lv47084756
で放送するようですが,課金についてはご注意下さい。
携帯でも「プロ野球24」
http://www.proyakyu24.com/pc/index.html
で見られるようです。↑はPC用のページですが,QRコードもありますので,このページから簡単に携帯で見られるようになるはず。パケット通信料には注意です。
 
※更に追記
某監督に呼び出され,渋谷で沈没。先ほど帰宅しました。
私はニコニコ動画の生中継を見ました。
乙武さんのことだから何かやってくれるだろうとは思ってましたが,想像をはるかに超えていてただ驚きました。
見てから外出したのですが,後からじーんと込み上げてくるものがあって,こういう感慨はどうなのか,おかしくはないのかと考えてしまいましたが,実際に心が動いた事実はどうすることもできない。
バスケットボールのドリブルなんかは私より上手なことは知ってましたが,もう何をやっても勝てる気がしない。
左を差した時の舞の海さんのような強さを感じました。
物凄い身体能力ですね。
 

更に箱根駅伝を振り返る。2011/01/05 01:28

とにかく今回は「山の神」柏原選手を擁する東洋大学の3連覇なるか,それとも早稲田が久しぶりの首位奪還なるかと。
そこに注目が集まり,実際大熱戦となった訳ですが,前の記事でも書きました國學院のアンカー寺田君が,こちらは「笑いの神」になってしまい,妙な具合に注目を集めることになりました。
5区で好走を見せた國學院主将の仁科君は,寺田君について「目立ちすぎ」と爆笑していたそうですが。
國學院は今回他にも,往路の山中で運営車(監督が乗っている車)が観客に突っ込むという事故を起こし,救急車で3人搬送されたそうで,いろいろとお騒がせなことになった。
私が謝る必要はありませんが,出身者として心苦しい。
しかしあれ,平地の広い道はともかく,白バイ,中継車,バイク,運営車がずらずらと走っている様は,特に山中ではテレビで見ていても危なっかしく映りました。
中継の定点カメラがあるところは観客も凄くて,車道に人が溢れてましたな。
ノボリや旗がランナーの頭をかすめるような状態も見受けられ,ああいうのはもうちょっとなんとかならないのかと思いましたが。
箱根駅伝は関東ローカルですが,ここから世界の舞台に出ていく選手もいる訳で,長距離選手にとっての重要な通過点になっている。ここでいい走りを見せれば大きなアピールになりますからね。
大会を気持ちよく存続していってもらう為にも,変なアヤをつけてもらいたくない。
なんだか駅伝や出場校と関係無いノボリや横断幕もありました。勘違いも甚だしい。浅ましい。
厳しい練習を積み重ね,勝ち上がってきた選手たちの大舞台なんですから,すっきりと走らせてあげたい。
あ,今回怪我をされた3人の方が悪いと言っているのではないですよ。それとこれとは別。
どんな状況だとしても車が人にぶつかっていい訳はない。
事故の状況も,調べてみたのですがよくわからない。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110102/k10013170801000.html

http://www.nikkansports.com/sports/hakone-ekiden/2011/news/p-sp-tp0-20110103-720302.html

↑の二つの記事だと全然状況が違うんです。
とにかく事故を起こしてはダメです。運転者が悪い。
怪我をされた方の一日も早い回復をお祈り申し上げます。

さて,國學院の寺田君がやらかす前,1位が早稲田。2位が僅差で東洋。
2校とも大会新記録でしたからねえ。大激戦だった。
3位が駒澤。流石に実力ありますわ。
その後の4位争いも見応えありました。東海,明治がずっと競っていたのですが,ここは12秒差で東海が4位に入った。
その後ですよねえ。
6位争いが中央,拓殖で。
この中央のアンカー,塩谷選手の魂の走りにはしびれた。
もうかなり脚にきていたのだと思いますが,いつ転んでもおかしくない走りになってました。
拓殖の住本選手が迫ると,それでも引き離していく。
住本選手もラスト,きつかったとは思いますが,塩谷選手の走りは最後は蛇行するほどで,なんであれでスピードが出せるのか理解できない。
もう気持ちの走りでしたね。
4秒差の6位。これは価値ある6位でありました。
そして8位争いがさんざん書いている部分でして,ラスト國學院が抜けたかに見えたが,そういうことになりまして,8位日体大,9位青山学院,10位國學院と。
もう1校の城西は3秒差でシード権を逃した。
ウチのすっとこどっこいの後輩がやらかした時は城西としては期待が高まったでしょうが,またそのすっとこどっこいに差し返されるとは。
そんだけの脚残ってるならまっすぐ8位で入れよ!(笑)

もう一人,これもアンカーですが,印象に残ったのは19位の上武大学,地下翔太選手。
フィニッシュした後振り返り,コースに向かって深々と礼をした。
テレビでは卒業後村役場に勤めるとかいろいろ言ってましたが,大学での4年間を駅伝に賭け,最後の大舞台を走り切った達成感,また率直な感謝の念が伝わってくるいい光景でした。
「あぶねーーっ!!」とか言ってる場合じゃねえんだよ!(笑)
関東の大学の中からここに出てくるのがまず物凄く大変。
出場が決まってからも,その大学陸上部の中から選抜されるのも大変。
選ばれし者ですよねえ。
単純に20チーム10区ですから200人。
優秀な選手は下級生の時から出てきますから,そこは単純な掛け算ができず,感覚的にはもっと少ない感じになる。
我が母校國學院も,今回は出場できてシード権獲得というオマケまで付きましたが,これまで何度かぽつぽつと出たことがあるものの,なかなか結果を出せず,予選会で涙を飲み続けていた。
これは,昔はそういう学校じゃなかったのですが,今は優秀な指導者や選手を入れている訳です。当然。
他大学も勿論そう。
今回の上位3校はちょっと抜けている感じがしますが,他は実力が伯仲してきておりますねえ。
今後どうなるかは全くわからない。
しかしまあ,中学・高校と陸上で活躍している子に,早稲田と國學院が声をかけたら,そりゃ早稲田に行くでしょうな(笑)。
頑張れ,國學院。
まず道を間違えない子を入れてくれ。
いやいや(笑)。
去年は東都大学野球で優勝しましたが,ここまで國學院の文字がメディアに溢れることはなかった。
これは完全に寺田君のおかげであろう。
これで國學院にバカの烙印を押された気もするが(笑),寺田君,私は許す。
と言うか,その路線は嫌いじゃない。

最後に,大学駅伝の選手たちに,結構なヲタが多いという情報も流れましたな。
好きなタレントに声優さんを挙げる選手が多く,それはまだ人間だから私などにも理解できるものの,中にはアニメやコミックのキャラクターを挙げる選手もいると。
考えてみれば,練習漬けの毎日で,普通の学生のようにコンパだオールだなんてことはできないでしょうし,練習後は寮だか合宿所だかに戻って,娯楽的なことはゲーム,コミック,アニメということになりがちなのはあるだろうなと想像はつく。
むしろばりばり勉強している方が怖い。
昔から大学生はよく漫画を読んでました。
選手たちはハードな練習があって,娯楽として今時のヲタ寄りに行く子も中にはいるということなのでしょう。
ヲタの世界が生活の全ての方々とは違うので(笑)。
だから柏原君,大丈夫だ。全く問題ない(笑)。

寺田君,ネット上で大人気(笑)2011/01/03 22:30

第87回箱根駅伝の最終10区を走った國學院大學の寺田選手。
最後の最後,直進すべきところを中継車につられてしまったのか右折する衝撃のミス。
 
http://www.sanspo.com/sports/news/110103/spg1101031431015-n1.htm
 
↑の記事で前田監督は「目が飛び出るかと思った」と最近ではあまり聞かない表現を使っておりますが,こっちはうんこ洩れそうだった。
 
動画職人さんたちも仕事が早いねえ。
 

 
(後日注:↑はコメントが荒れ放題になり,画面が埋まるほどになってきたのでコメント消去推奨。右下の「…」を押せば消えます)
 

 
ま,それほど衝撃だったんでしょうな。
来年は自動的に出られますが,寺田君は今1年生なので,その次も,更にその次も,箱根に出場してくれると,先輩として嬉しい。
二度と間違えないでほしいが。

明けましておめでとうございます。2011/01/03 14:36

もう年明け3日ですが,おめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

年末30日には毎年恒例の大学関係者の飲み会があり,ここではかなり飲んだのでしょうねえ。皆さんとお別れした記憶が無いですな。
気付いたら終点の我孫子におり,なんだこれはと思いましたが。
大晦日はおとなしくしていようかと思っていたのですが,この日はまた某所から呼び出され,ここでも結構飲みましたねえ。
普通に帰宅はしましたが,ここで既に胃が重い感じにはなってました。
年が明けて,1日は当然飲みますわな。
ここも珍しく親類が数名来たので,必要以上には飲んだでしょうねえ。
しかしここで一旦酒は切れました。もう飲みたくなかったですね。誰かに飲めと言われれば飲みますけれども。
2日はもう箱根駅伝ですわ。
今年は久しぶりに我が母校,國學院が出ますので,これは応援しなければならない。
往路は5区の仁科君が大奮闘で6位にまで押し上げた。
シード権獲得の期待を込めつつ,翌3日の復路を見ておりました。
早稲田VS東洋の戦いも見応えありましたねえ。
我が母校は復路が始まってすぐにシード権外の順位に落ちたのですが,タイム差はまだ諦める程度ではないので,後の走者に期待していたところ,なかなかの粘りを見せてくれて,最終10区の1年生,寺田君が,ついに8位グループの集団に入った。
フィニッシュ直前,各校の選手がスパートを仕掛ける中,ここまでためていたと思しき寺田君が単独8位に躍り出た。
他の選手との脚を見比べる限り,そのまま8位フィニッシュもある。
シード権獲得か!と思った矢先,嗚呼,思い返すのもおぞましい(笑),あろうことか寺田君がコースを間違えた(笑)。
走路員が間違いを指摘してコースに戻るも,11位に転落。それではシード権に届かない。
もうテレビに向かって絶叫しましたね。
「まだだ!諦めるな!行ける!」
彼は気持ちが切れてなかったですね。
なんとか巻き返して,ぎりぎり10位に食い込んだ。
新年早々こんなに力が入ることがあるとは思いませんでした。
すっかり寿命が縮んだ気がします。
あの「あ゛~~っ!!!」の時は,寺田君を正座させてこってりと説教してやりたいぐらいの気分でしたが,あそこで気持ちが切れずに一つ順位を押し上げた根性は評価したい。
1年生で最後にこんなオチをつける大物ぶりも素晴らしい。
しかしこれもシード権を獲ったから言えることで,あれで11位に終わっていたらバカ過ぎて洒落にならない(笑)。
今日は國學院OB・OGで救急車の世話になっている人がいないか心配です。
まあハラハラしました。
手が震えたな(笑)。
とにかく卒業生としては大変めでたいので,これはまた祝杯を挙げない訳にはいかない。

アジア大会閉幕2010/11/28 03:45

女子マラソンは恐れていたことが現実になってしまいましたねえ。
中盤,あのペースについていけない二人ではないはずなので,何かアクシデントがあったのだろうと思いますが,レース後,二人とも言い訳めいたコメントはありませんでした。
嶋原さんは夏に腎臓を悪くし,加納さんは夏が過ぎて帯状疱疹を発症していたらしいですが,そういうこともあって万全の練習ができなかったのかもしれません。
嶋原さんは後半,持ち前の粘りを見せてましたけどねえ。メダルには届かなかった。
マスコミ的には,連続のメダルが途切れたとか,いろいろまたはやしたてるでしょうねえ。
お二人はつらいだろうなあ。
1位の周春秀選手は,流石は世界の10傑に入る実力者としての貫禄を見せ付けた。
あの広州の地で,更にまたアップダウンの連続のコースで2時間25分00秒というのは凄い。ちょっと別格ですな。
ここのところの日本のマラソン選手のタイムからして,平地で走りやすい条件のコースでも,なかなか25分,或いはそれを切ってくる選手ってあまりいないですよ。
そういう中から選手を出して,上位のメダルを望むのは酷というものだ。
かつて高橋尚子さんが女子で初めて2時間20分を切り,渋井陽子さんがその記録を上回り,また野口みずきさんが日本記録を更新した。
あの頃のようなチャレンジ精神というのかな,そういうものが今あまり見えないですね。
まあオリンピックに向けて,まだこれからということなのかもしれませんが,世界を獲るような選手がまた出てきてもらいたいと切に思います。
選手を抱えている企業も大変なんでしょうけどね。
外野がごちゃごちゃ言うのは簡単ですけど。

そんな中,男子の北岡選手は素晴らしかったですねえ。
見事な銀メダル。
胸が熱くなるラストの追い込みでした。
しかし韓国の選手は強かったねえ。

これで私のテンションも上がりましたが,それはそれとして,これからだるだるの体を引きずって「つくばマラソン」に出かけます。
どうなるかなあ。6時間以内にフィニッシュできるだろうか。
ま,ちょっとリフレッシュしてきます。

福島選手2冠2010/11/27 06:13

福島千里選手,400mリレーは銅メダルになりまして,3冠とはなりませんでしたが,トラック競技の花である100m,200mを制したのは凄いですねえ。
やり投げも男女でアベック優勝となりまして,実に素晴らしい。
ソフトボールも優勝と。こちらはロンドン五輪では種目から外されますが,アジアでは人気,実力ともに高い競技であって,なんとしても勝ってもらいたいところでしたが,見事期待に応えてくれました。その実力は凄いものですね。
先程バレーボール男子の決勝をやっておりましたが,イランを下しこちらも優勝。
女子は世界バレーの日程もあるのでしょうが,ベストメンバーを投入できず,上位に食い込むことはできませんでした。今日5位決定戦になります。
男子決勝の放送を全て見てしまいましたが(その後「越路吹雪物語」も見ちゃった),対中国戦じゃなくても全試合アウェイですね(笑)。
なんだか昔のプロレスの悪役のようだ。こうなるともう不愉快にもならない。
そして不思議なジャッジなどいろいろ話題もあったアジア大会も今日で終わりますが,最後はマラソンだ。
まず女子が現地8時30分スタート。こちらではTBSで9時30分から中継。加納由理,嶋原清子というしぶとい選手がエントリーしております。期待したいと思いますが,中国の2選手が強いです。なかなか簡単に勝たせてはくれないレースになると思います。
もう一人北朝鮮の選手がいいタイムを持っており,こちらも不気味。
男子は現地12時05分スタートで,こちらではNHK教育で13時から放送。佐藤智之,北岡幸浩両選手がエントリー。
男子はカタールの選手が一つ抜けている感じですが,他には中国,韓国の選手がいい時計を持っている。
男女とも,持ち時計上位の選手同士ではそれほど差が無い感じではありますが,それは同時に,誰がくるのかわからない怖さでもある。メダルを逃す危険もありますね。
現地の気温や,ペースなどにも注目して見ていきたいと思います。
あと3時間ちょっとか。
セカンドウィンドの二人には頑張ってもらいたいですねえ。
世界陸上の出場権もかかっているから,きっとやってくれるでしょう。

福島千里選手,金メダルおめでとう!2010/11/23 05:03

いやー,よく最後かわしたなー。お見事。
11秒33と。
世界と戦うには10秒台に入らないといかんでしょうが,この人はまだまだ底知れぬものを秘めているようにも思えます。
YOUTUBEにアップされている映像を見て,これはちょっと惚れた(笑)。
 

 

 
考えるんじゃない,感じるんだ,ってヤツですわね。
只者ではないですな。
本人はうまく説明できなくても,体でわかっているのでしょうねえ。
更なる飛躍を期待せずにはいられません。
 
で,関連動画でまた凄い子が出てきましてねえ。
埼玉の中学3年生,土井杏南選手。
今年の中学生の大会で中学女子100mの新記録を作った。
11秒61。
 

 
このタイム,今回のアジア大会女子100m決勝にはめこみますと,5位になります。恐ろしい中学生ですねえ。
もう一人熊本の中学生,野林祐実という選手もいるのですが,今年の千葉国体で11秒73を出している。
このタイムも,今回アジア大会の8位の選手(11秒76)より上。
こういう若い子たちがまた育っていったら,日本の短距離も更に変わってくるかもしれませんね。
ここのところマラソンの方は,日本人選手の華々しい活躍はあまり無いですが,短距離がこうなってくるとはね。面白い。
これまでの常識をぶち壊す選手がいっぱい出てきてほしいものです。

やたら人懐っこいゾウアザラシ再掲2010/11/22 07:49


 
YOUTUBEにもまたいくつかアップされているのですが,こっちの方が画質がいいかなと。
前に紹介した映像は消されてしまったので,改めてということで。
何度見ても思わず口元がゆるんでしまう映像であります。
 
 
 
全然話は違いますが,現在開催中のアジア大会,女子3000m障害で,早狩実紀選手が銅メダルと。
6人しか出ておりませんでしたけど,まだ頑張っているんだなーと,失礼ながらちょっと驚いてしまいました。
NHKの番組中で37歳と言ってましたが,1972年生まれで,もうすぐ38歳なんですね。
短距離の朝原宣治さん,マラソンの高橋尚子さんなんかと同じ世代。この二人は既に38歳。
今は3000m障害に絞っての選手活動のようですが,かつては3000m,1500m,800mと活躍していた。
96年の日本選手権では1500mと800mで1位です。
その辺がピークだったかというとそうでもなくて,05年の1500mでも3位だ。
大変息の長い選手。駅伝でも京都代表で活躍しておりますね。
1500mのタイムはこの20年のシーズンベストを見てもそう落ちているようには見受けられない。
今回のレースは最後にインドと中国の選手がスパートして離されましたが,終始試合巧者ぶりを見せておりました。
3年前は派手に転倒して危なかったですが,日本の3000m障害の第一人者として,今なお先導しているなと,頼もしい存在であります。
彼女は前からブログがあって,先ほど久しぶりに覗いてみましたが,明るくて,前向きで,ほわんとしたところもありながら,ゆるぎない強い意志も感じられて,なんかいいんですよね。
練習や遠征で海外が多いようですが,きれいな写真も多い。
http://green.ap.teacup.com/minomino/
アジア大会の結果についての記事はまだ出ておりませんが,一番新しい記事は,1954年,反日感情の強かった当時のフィリピンにおけるアジア大会で,その意識を変革させた日本人選手の話。
なかなかいい話です。
スポーツの可能性か。
理解できます。そういうことも大事でしょうね。
しかしその南部敦子という選手は,よほどインパクトがあったんでしょうねえ。
ちなみに早狩さんも書いてますが,南部敦子さんの父親は,ロス五輪(勿論1932年の方です)で三段跳金メダリストの南部忠平さんです。
詳しくは早狩さんのブログでどうぞ。

東都大学野球秋季リーグ2010/10/28 10:53

私は國學院大學という,正門を入るといきなり神殿(神社)がある変わった学校の出身なのですが,勿論野球部が存在する。
私が学生の頃は,何かスポーツで押していくような大学ではなかったのですが,最近はそうでもなくて,先日陸上部が箱根駅伝出場を決めましたが,その陸上部,また野球部,柔道部辺りは優秀な選手を引き入れているようです。
で,野球なのですが,國學院は東都大学野球連盟に所属している。
大学野球は六大学野球が有名ですが,東京だけでも他に東都,首都大学野球連盟,東京新大学野球連盟があります。
全国に連盟がありまして,その数26。
春季リーグが終わると全国から勝ち上がってきたチームで全日本大学野球選手権大会が行われます。今年の春は東都から上がった東洋大学が優勝。
秋季リーグ後は,明治神宮野球大会というのがありまして,ここでも各地区で勝ち上がってきたチームが競い合う。
國學院が所属する東都に加盟している大学は21校。4部に分かれております(各部6校で4部だけ3校)。
國學院はここのところ1部で頑張っておりますが,ちょっと前は入替戦で1部と2部を行ったり来たりしておりました。
現在1部は國學院,中央,東洋,青山学院,亜細亜,国士舘。
中央,東洋,亜細亜が強いんですねえ。
また2部が凄いんですよ。駒澤,日本,拓殖,立正,東京農業,専修ですからね。
一度2部に落ちたらこの中で勝つのは大変。

さて秋季リーグ。
試合は神宮球場で行われます。2部は神宮第二球場。そりゃ神宮球場がいいですわな。
國學院は今季なかなか調子が良くて,私も何度か神宮に試合を見に行きました。
終盤になってきて,あろうことか優勝の目が出てきた。
今季は他に中央が強く(投手の澤村君がもう鳴り物入りですわね),東洋も底力がある。
この2校を乗り越えていけるのかどうか,正直なところ大いに疑問ではあったのですが,先週金曜日に中央から勝点を獲ってしまった(2勝1敗)。
そして一昨日火曜日,中央,東洋が,それぞれ国士舘,青山学院に負けてしまった。
これで國學院は優勝をぐっと引き寄せた。
そして昨日が國學院の最終戦。相手は強豪,亜細亜大学。
この試合の前,第1試合では,中央のエース澤村君が12奪三振の好投で国士舘に勝ち,優勝への望みをつないだ。
中央は対東洋戦を残しており,國學院がこの亜細亜戦に負ければ中央,東洋のどちらかが優勝。
勝てば即優勝。
さあさあ,どうなる。


神宮は芝が気持ちいいですね。
しかし天気は良かったが寒かったなあ。コートを着てもいいぐらいだった。
球場に着いたのは5回が始まるぐらいだったか。
まだ両校無得点。
均衡を破ったのは6回裏,國學院の攻撃。
東都サイトのコメントをコピペ。

 2番澤田がヒットで出塁、エラーと3番渡邉の犠打で進塁すると4番庄司の打球  
 が野選となり1点先制。

そうでした。フィルダースチョイスでバックホーム。クロスプレイで微妙だったのですが,判定セーフ。
3塁ベンチは呆然という感じでしたが,待望の先取点。1塁側スタンド大盛り上がり。


昨日はこれまで見たことのない数の応援でしたね。
そりゃ優勝がかかってますからね。
昔同率で優勝が決められず,優勝預かりというのはあるらしいのですが,今まで優勝したことがないんですよ。勝てば初優勝。
この回ヒットが続き,1点追加。0対2。
↓は応援団の団旗。


今1部でこういう団旗を掲げる大学は他に無いですね。
また國學院の応援は面白いんだ。
今季は盛り上がってますからブラスバンドが後半来てましたが,いつもは無いんです。
で,応援団が「パパパパッパパー!」って口でやるんです(笑)。
あれ好きなんだけどなあ。
まあブラスバンドがあった方がいいですわね。

さて,7回表。
今季先発で大活躍だった3年生ピッチャー鷲尾君からプロ希望の埜口君に継投。
この継投もきれいな継投でした。
7回表を0点に抑える。
その裏。猛攻が始まる。
これも東都サイトからコピペ。
 
 9番中澤がヒットで出塁、1番畠山の犠打、2番澤田のヒットで進塁、3番渡邉の
 打球をファーストのエラーで2点追加。捕逸で進塁し、つづく4番庄司が四球で出
 塁し、5番田渕のタイムリーで1点。さらに1アウト13となり7番谷内のタイムリー
 で1点、8番清水、9番中澤が連続四球で押し出し1点。

ということでこの回5点追加。0対7。
とにかく亜細亜はエラーに泣きました。トータル4エラー。これは痛かった。
連続四球で押し出しは,この試合を決する場面でありました。
↓は気合を入れなおす國學院の選手たち。
もう雰囲気が乗りに乗っていた。


8回表も0点に抑え,8回裏。
この辺で,スタンドでは紙テープが配られ始めた(笑)。
野球なんて何があるかわかりませんから,気が早いとは思いましたが,勝利の瞬間に間に合わなければしょうがないですからね。
前述のように,7回裏の攻撃を見て,1塁側スタンドの誰もが國學院の勝利を確信していた。
↓は勝利目前でじっとしていられないおっちゃんたち(笑)。


おっちゃんなんて言ったら失礼か。大先輩なんでしょうね。たぶん。
1部昇格の喜び,2部転落の悲しみを繰り返し,何十年と応援し続けてきたのでしょう。
そして9回表。
埜口君のピッチングも冴える。
一人デッドボールで進塁を許しましたが,その後をぴしゃりと抑えゲームセット。
ついに優勝!!!


大興奮の1塁側スタンド。




選手はスタンドに礼をした後,グラウンドにも礼をしておりました。
歓喜の監督胴上げになるかとカメラを構えていたのですが,何故か胴上げは無し。


今日の読売朝刊によると,「相手に失礼だし,次のシーズンはもう始まっている」という監督の意向であったようだ。
鳥山監督,かっこよすぎるぞ(笑)。
↓は勝利の余韻に浸る1塁側スタンド。


何か去りがたいのですね。
みんな同じ気持ちであったのでしょう。


↓は球場の外なのですが,ここでも何か去りがたい。


出てくる選手たちを迎えておりました。

ああ今思い返しても涙が(笑)。
東都で優勝するということは,冒頭述べました通り大変なことです。
生涯に何度も見られることでもない(笑)。
國學院の野球部はここに新たな歴史を刻んだ。
監督の言葉にも表れているが,初戴冠したこれからは,もっと過酷で厳しい立場となる。
いい野球を続けていってもらいたいと思います。
この監督と,グラウンドに一礼した選手を見る限り,未来は明るいと信じます。

いやー,ちょっと筆が熱くなったな(笑)。
陸上部は箱根を決めたし,病気療養だった某先輩も職場復帰したし,野球部は戦国東都を制覇。
次は俺だな!(笑)