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2010安政遠足侍マラソン スタート前2010/05/16 13:49

スタート地点の下見も終わり,宿に戻る。
風呂に入り,夕食。少しビールも。
私は「クラブかもい」のお二人とは走力が違うので,控えめにしておく。
部屋に戻り,KCさんが高そうな焼酎を持ち出してきた。
ところが栓がコルクで,抜けない。
車から木ねじとペンチを持ってこようかと思いましたが,おとなしくコルク抜きを宿に借りる。
私も少し頂きましたが,これも控えめにしておく。
ただ飲むだけならバカみたいに飲むのですが,翌日は過酷なレースだ。
お二人はマラソンも速いし,トレイルもこなす走力をお持ちなので,多少の飲酒は影響無いのでしょうが,私は前日飲んで良かったことは一度も無い。脱水になってしまったり,完全にバテて脚が前に出なくなったり。
結局,アルコールを分解するのに糖を(グリコーゲンを)使ってしまうらしいのですね。
だから飲んでしまうと,走る前からせっかく蓄積したグリコーゲンを消費してしまい,レース中に使いたい分が減ると。
それでレース中にがくっと落ちたりするのですね。
だから大会前日には飲まないことにしております。
走力も無いのに,そんなことをしたらつらくなるだけですからね。
「シメのラーメン」てのもこれで,散々飲み食いしているのに,帰る前にラーメンなんかが食いたくなる,或いは甘いものなんかが食いたくなるというのは,飲み始めてからアルコールを分解していって,血中の糖が減ってくる。
それで腹が減った感じになってくるのだそうです。
前に「所さんの目がテン」でやってた(笑)。
ということで,前日は控えめ。
LSさんはぐいぐいいってたなあ(笑)。

KCさんがノートパソコンを持ってきていたので,昼間に私が撮ったミニ遠足の画像を見たりする。
23時過ぎには床に就く。
全然眠れず。
特に緊張も高揚もなかったのですが,まあいつも寝つきは悪いので気にしない。
LSさんはメイクがあるので(笑),4時起床。
KCさんと私はもう少しのんびりしておりましたが,6時半に受付開始で8時スタートですから,ぼちぼち動き始めなければならない。
宿の朝食もこの日は時間を早めて下さっており,5時半からOK。
さくっと朝食を済ませ,三者三様の衣装を着る。
おじさん三人が徐々に変化していく様は,これも客観的に見たら異常であろう。
着付け完了。
荷物を全て持ち,チェックアウト。
荷物は車に積むものは積み,ゴール地点での着替えなどは会場に持っていって,トラックに預ける。
車は宿のはからいで,戻ってくるまで停めておいてOKということにして下さっている。
宿の方も我々を見て笑う。そりゃそうだろうな。
で,今回の私の衣装はこれ↓だ!


弁慶の立往生。(LSさん提供。感謝。この記事の写真は全てクリックすると拡大します)
アイデア的には弱いかなあと思いましたが。
とにかく誰でもぱっと見てわかるもの。
矢が刺さって薙刀を持っていれば弁慶だろう。
衣類は全部縫いました。時間がかかってうんざりしましたが,和装は作ったことがないので,勉強にもなり,面白かったですね。
胴も面倒だったなあ。
また矢が……。
はー,細かかった。
薙刀の棒は「コーンポール」と言うのかな。
工事現場とかでコーンの先に引っ掛けて仕切りにする棒。あれです。
軽くて安くて丈夫。
黒く塗って,径に合ったゴムの石突を付けました。山中で杖にしようという魂胆でしたが,これは正解で,後ほど大活躍でありました。

会場に向かう。

(LSさん提供。感謝)

KCさんが怪しいことになっておりますが(笑),徐々に明らかにしていきましょう。
会場に到着し,受付を済ませる。
受付を済ませて,まず私がしたことは,この状態で仮設トイレに入って用が足せるかどうか。
これは確認しておかなければならない。
矢を全部抜かなければならないなどということになったら(ゴール地点からバスで会場に戻る時のことを考えて抜けるようになっている)大幅なロスになってしまいますからね。
大丈夫でした!勝手は悪いがなんとかいける。

私は宿を出たところで全部出来上がっておりますが,KCさんとLSさんは最終的な仮装の仕込みがある。
仕込み中のLSさん↓。


KCさん↓。


お二人の今回の仮装はこちら↓。


KCさんが坂本龍馬で「いろは丸」。
LSさんがペリー提督で「USS Susquehanna」。
黒船(笑)。
このお二人は大阪城と名古屋城でも峠を走っておられますからね。
城の仮装って(笑)。
箱ものを得意となさっている。これでホントに走るから怖い。
↑の写真は東京新聞の取材を受けている様子。
その結果が↓ですが。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20100510/CK2010051002000096.html
このリンクはいずれ消えてしまうかもしれませんね。

とにかく,異彩を放っていると言いますか,目立つ(笑)。
龍馬はいっぱいいるんですよ。ドラマもやってますし,龍馬のコスチュームも売ってますから手軽なんでしょう。
しかし「いろは丸」はいない(笑)。
お二人の構想では,まず黒船だったようです。
で,黒船と言えばペリー(LSさんは白人になる為メイクが必要だった)。
今流行りの龍馬も,ポルトガルから買った船で一悶着あったじゃないかと。
そういうことらしい。
仮装に城や船を発想するところが常軌を逸しております(笑)。

会場には続々とランナーに見えないランナーが集まってきております。
あ,今回,こういう大会ですので,存じ上げない方もお顔を出していきます。
問題がありましたら削除しますのでご連絡下さい。
一応ゼッケンナンバーだけは加工しておきます。意味が無いかもしれませんけれど。


国営放送の取材を受ける駕籠かき。
駕籠は毎年出ているらしく,その時の話題の人を乗せて走る。
今回は浅田真央ちゃん。
去年はオバマ大統領だったかな。

うおっ!と目が留まったセクシーおねえさま↓。


ベリーダンスかな。ポーズまでキメてくれました。

これまた国営放送の取材を受ける電話の変遷集団↓。


これも箱ものとしてかなりキツめですねえ。よくこんなので走る気になるものだ。
また良くできている。造作が細かい。

こちらはケーブルテレビの取材を受けるLSさん↓。


この大会にふさわしく,鎧武者↓。


弁慶の胴で苦労したものですから,興味津々で見ました。


くノ一と写真に納まる黒船チーム↑。
女性は侍ってのも難しいですからね。
大会の趣旨に沿おうとすると,ちょっと考えなければならなくなる。

これまた気合の入っている方↓。


すげー。
暑いだろうなあ(笑)。
箒に邪魔されましたが,ちょうどナンバーを隠してくれた。
カメラを向けたら正面を切ってくれました。どう見えてるのかな(笑)。

集団でいた阿修羅の一人↓。


手が妙にリアルで気持ち悪かった(笑)。

背の高い外国の方↓。


ちょんまげに桜(梅?)吹雪に赤フン。
シンプルなんだかこんがらがっているのかわからない。
彼は私の写真も撮ってましたね。
そう,もうランナー同士で撮りあいなんですね。
私も随分撮られました。
こうしている間に,実は審査員が仮装の採点をして廻っているのですね。
ですから仮装賞を狙おうと思ったら早めに会場入りしてアピールしないとダメらしい。

7時半になって,開会式が始まる。


主催者,来賓なんかも当然侍の仮装。

前日もお会いしたチェリーさんチームと遭遇↓。


三銃士でキメてきた。
こういうチームとなりますと,一緒に走っていないと意味が無くなってしまい,揃って走るのは当然走力が必要となりますので,簡単なことではないのですね。
チェリーさんも私たちを撮って下さいました↓。

 
(↑2枚チェリーさん提供。感謝)

スタートの時刻が迫ってくる。
ぞろぞろとスタート地点に移動。

KCさん龍馬の背後に女龍馬が忍び寄る↓。


スタート地点に着くとラーメンが↓。


重心が高いのもキツいだろうねえ。

スタートを待っている間,読売新聞の取材を受けるKCさん↓。


黒船チームはメディアにモテモテでした。

いよいよスタートになります。
ここで念の為,改めて申し上げておきますが,この人たち↑,この後少なくとも20.35キロ(黄色ゼッケンの人),長い方は29.17キロ(白ゼッケンの人。ラスト8キロは山)走るのです。この恰好で。
頭がおかしいとしか言いようがない。
何故自分がこんな異常者集団の中にいるのか,不思議でならない。
ホントに走るのか?
これで!?(笑)

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