dameningendx2をフォローしましょう

練習日誌07・12・22007/12/02 18:57

20キロジョグ。

中3日になってしまったので,罰として20キロ。
また元の木阿弥になってしまったかと思いましたが,
意外に粘れました。
これまで20キロ練習は片手で数えるほどしかやって
おりませんが,その中では一番いい感じで走れまし
た。
しかし練習の20キロは長い。
ハーフ大会なんかは,それほど長く感じませんけれど。

今日は福岡国際マラソンがありまして,優勝はサムエ
ル・ワンジル選手で2時間6分39秒。
初マラソンでなかなかのタイム。
流石はハーフの世界記録保持者であります。
まだ若いので,この先とんでもないことになるかもしれ
ません。
日本人1位は佐藤敦之選手で全体では3位。2時間7
分13秒とこれまた好タイム。
北京代表選考としては王手といったところでしょうか。
詰んだかな。
まあまだわかりませんわね。
他のレースで大記録が連発する可能性もありますから
ね。
今回は佐藤選手以外にも名だたる強豪が揃っていた
訳ですが,ちょっとついていけませんでした。
その中では松宮祐行選手の追い上げは素晴らしかった。
前半,腹が痛そうな感じもありましたが,見事な粘り
であります。
次の選考レースは来年になりますが,北京への切符
を賭けた戦いは益々熾烈なものとなり,大いに楽しみ
です。
陸連にも納得できる選考を期待したいものです。

困ったこと二つ2007/12/05 12:20

私は集合住宅に住んでおりますが,新しいテレビアンテナ
の工事がありまして,明日,私の部屋にもアンテナのケー
ブルを通すらしい。
ということは,アンテナの端子が出ているところは工事の
人が作業できるように開けておかなければならない。
これはとんでもない厄介事だ。
我が家には二箇所あるのですが,一つは昨日,タンスを
動かし,なんとか作業スペースを作った。
しかし問題は私の部屋に出ている端子。
これ↓なんですが。
 

 
壁と,右側は本棚なのですが,その隙間は拳が入る程度。
本棚を動かせばいいだけの話なのですが,この本棚は机
とつながっており,また,本棚の上には自作の大きな棚が
あり,矢鱈と物が載っている。
棚の物を下ろすにしても置くところがない。
ズームアウトするとこんな具合。
 

 
机の上の物もどかさないといけない。
またよせばいいのに,この本棚の隣にはまた本棚があり,
それは木ねじで固定されてもいるので,工事の人が作業
するためにはまずこの本棚から物を抜いて,木ねじを外し,
本棚自体をどこかへ移動。
そして机の上の物をどけて,机自体を分離し,これも移動。
そこでようやくアンテナ端子の前にある本棚の中身を抜い
て,作業ができるぐらいまでずらす。
ということになります。
そう上手くいくかどうかはわかりませんが。
なにしろ大変。
まあ12月だし,大掃除のつもりでやります。
ホントはこんなこと書いてるヒマがあれば片付ければいい
のだけれども。
ちょっとくたびれたので今は休憩タイムです。
 
もう一つ。
一昨日,台所の物入れに,右足の小指をしたたかにぶつ
けてしまいましてね。
「はあ゛あ゛あ゛あ゛……」となって,しばらく中腰で動けなく
なりましたが。
爪にひびが入って,血豆みたいなものもできました。
しばらくしたら痛みはなくなったのですが,靴を履いて表に
出ましたら,やや痛む。
でもまあそれほど激しい痛みでもないので,あまり気にせ
ず普通に動いておりました。
一夜明けて昨日。
その小指を見たら内出血しているではないか。
写真ではよくわからないかもしれませんが。
 

 
これ,腫れてるだけじゃないんです。
折れたか?(笑)
まさか折れてはいないと思いますが。
じっとしていれば全く痛くない。
歩くとちょっと気になる感じ。
なにしろ次の日曜日はマラソンがありますのでね。
これは実に困ったことだ。
とりあえず様子をみますが。
場合によったら棄権も考えなくてはなりませんな。
後でちょっと走ってみようとも思いますが。
今は自己治癒力を信ずるより他ありません。
頑張れ,俺の体。

工事スペース確保2007/12/06 06:49

長い戦いでした。
ようやく工事の人が入って,ドライバーを回せるぐらいの
隙間を作ることができました。
ゴミも大量に出まして,こんなにも要らないものを詰め込
んでいたのかと。
実に馬鹿らしい。
かなりすっきりしました。
しかし凄かったなあ。
とにかく普通では手の届かないデッドスペースが今回剥
き出しになる訳で,せっかくだからきれいに掃除しておき
ましょうと。
カビやらクモの巣やら。
クモの子もかなり潰しましたね。
いろんなものが出てきました。
バラバラの昆虫とか。まあゴキブリですが,脚と触角だけ
残って他が無いので,あれはクモが食っているのだろう。
カビ落としのクリーナーも大活躍。
非常に強力なのですが,人体にも強力であるようで,壁
面に噴射しまくって拭き拭きしていたら,なんだか頭が
かーっとなりましたね。
軽い薬品中毒になったのかもしれません。
懐かしいものもたくさん出てきました。
学生時代のノートとか。
国文学関係の資料も大量に出てきたのですが,きちっと
分類整理してありまして,昔はこういうところは真面目だ
ったんだなあと(笑)。
一度挑戦して失敗した,延縄漁の仕掛けが入った桶まで
出てきました(笑)。懐かしいだろ。yum君(笑)。
まあ工事が終わったら元に戻すという大仕事がまだあり
ますが,だいぶ垢が落ちた感じで。
これで本棚の上の棚に載っている物を整理すればかなり
片付くな。
早いとこ工事してもらいたいものですが。

しかし今これを書いている状態が無茶苦茶です。
椅子に座って,正面,股間の高さにキーボードがあり,モ
ニターは前方右斜めの上方80センチぐらいのところにあ
り,左を向いている。
つまりキーボードとモニターが向き合ってなく,直角に相
対している(笑)。
とても書きづらい。
早く工事来てくれ!

2007さのマラソン2007/12/12 00:33

負傷中ですが,とりあえず行くだけ行ってみることに
しました。途中でやめるのもOKということで。
 
3時頃に家を出て,5時台には到着。
いつもは家を出る前に,餅入りのうどんを食いますが,
今回はそうもいかないので,蓮田SAで野菜かき揚げ
入りうどんを食う。
到着してからは車の中で寝袋にもぐって,受付開始の
8時まで仮眠。
まあそんなことはどうでもいいのですが,問題は右足の
小指。
痛めてから一週間ほど経ちますが,日常生活では支障
のないものの,歩くと違和感が残っている。ちょっと痛い。
そして実はこの他にももう一つおかしなことになっていて,
それは,前々日に某所で飲んだのですが,徹夜明けで
飲んだものですから帰りの電車で寝てしまったのですね。
久しぶりにやってしまった。
気がついたら終電品川止まり。
さあどうするか。
家まで帰るのに足るタクシー代ぐらいは持っていたので
すが,こんな馬鹿な金の使い方はない。
自分が馬鹿なだけで,勿体無い。
足を痛めてから練習もしてませんし,足の様子を見る意
味でもちょっと歩くかと。
銀座辺りまで歩いて,ラーメンでも食って,そこからタク
シーに乗ってもいいだろう。
てことで歩き始めました。
芝浦を過ぎ,銀座はすぐ。
ところが辻を間違えたのか,目的のラーメン屋がどこだか
わからない(酔ってますしね)。
まあいいかと日本橋。
足は痛くないかといえば痛いのです。
でもタクシーに乗るきっかけがつかめず,小伝馬町。
そこで歩を止め,なんだかという店に入りカツ丼を食らう。
少し元気を取り戻し,浅草。
ここまで来ますと,不思議とゴールまで歩き通したいとい
う気持ちになってきまして。
結局歩いて家に帰ってしまいました。
「居残り佐平次」という落語の導入では,いつも吉原で遊
んでいる連中が,今日は一つ気分を変えて品川に繰り出
そうじゃねえかとなりますが,昔はそれに違和感がなかっ
た。
今なら浅草辺りから品川まで歩くというのは変わり者にな
ってしまいますが,昔は電車もタクシーも無いから当然。
だから昭和初期ぐらいまでの人々と同じことをしただけの
話です(笑)。
ですが,足の指の故障がありますもので。
それをかばうように歩いたのでしょうね。
両脚の前脛骨筋がかなりの筋肉痛になってしまいました。
大会当日はそれのピーク。
歩くと痛い。
これは今日は無理だなあと思ったのですが,試しに軽く走
ってみますと,痛くない。
足の指も痛くない。
走るのをやめて,歩くと両方痛い。
走ると痛くないが,歩くと痛い。
なるほど走りと歩きでは脚の使い方が違うんだなと。
ありありとわかりましたね。
そういうことなら,途中リタイア覚悟で走ってみるかと決意を
固めました。
 
9時から開会式。
 

 
エラいさんの挨拶などありまして,今回のゲストランナー,
荻原次晴さん登場。
 

 
この大会はこじんまりした大会で,今回はフルマラソンの部
で930人ということでしたが,ゲストは結構な方が来てます。
第1回は松野明美さん。
第2回は現宮崎県知事のそのまんま東さん。
そして今回,オリンピック選手ですしね。
なんでしょうね。妙な気合で。
荻原さんは5キロの部を走ったそうであります。
 
10時にフルマラソンの部がスタート。
今回も私はリタイアの危険をはらみながらアザラシ帽。
 

 
スタート直後,某S先生撮影。
とりあえずこの大会は制限時間が5時間と,私にとって厳し
いものがあるのですが,完走するためには中間点まで1キロ
を6分ペースで行きたい。
ということは中間点で2時間06分台。
遅くとも2時間10分ぐらいまでには通過したい。
そういう目標設定であります。
まずは競技場を出てから山に向かって走っていきます。
 

 
5キロ通過が29分35秒。
足指の故障と筋肉痛のせいか,変に突っ込みぎみにならず,
ちょうどいい感じでペースを作れました。
途中にはこんなところがあります。
 

 
管理釣り場ですね。
ルアーやフライを使った釣りができる。
結構大きな魚が入っているのではなかったかな。
一度行ってみたいと思っておりましたが,そのうち自分のフライ
フィッシング熱が冷めてしまって,行かずじまいですが。
どんどん山に入っていきますが,それほどキツい坂はありませ
ん。総じて走りやすいコースです。
なかなかのロケーションの中,進んでいきます。
 

 
10キロまでの5キロも29分33秒と,キロ6分をちょっと切る
ぐらいのペースで良かったのですが,その後から少しずつ遅く
なってきました。
15キロまでの5キロが31分台。
15キロを過ぎると折り返し。
折り返し地点ではお囃子が鳴り,ひょっとこやおかめの面を
付けた人たちがいたので,私も踊りながら通過。
アザラシを頭に被って馬鹿踊りしながら走るランナーというのも
珍しいかもしれませんが。
20キロまでの5キロは32分台。
徐々にペースが遅くなってきてはいますが,私としてはまあま
あ健闘していると言ってもいい。
結局中間点通過が2時間11分。
ちょっと遅れました。やや厳しい状況。
残りの21キロを2時間49分ですからね。
ぎりぎりの線です。
その辺りに第1関門がありまして,関門時間の8分前に通過。
「ヤバい!」ということになりまして,25キロまでの5キロは33
分でカバー。
しかしその後は脚にきまして,どんどん遅くなり,ついには歩く
ようになります。
羊羹を食ってもパワーは回復しません。
しかし頭にアザラシという縛りがあるものですから(笑)。
そんなにへろへろの様を示す訳にもいかない。
今回も沿道の皆様からは暖かいご声援を頂きました。
それに答えて,なんとか気力を保つことができました。
ありがたいことでございます。
走っては歩きを繰り返し30キロ。
ここまでの5キロは38分台。
ここで第2関門があるのですが,関門ラインに近づいた時点で
関門時間を過ぎておりました。
ライン通過が数10秒遅れ。
ここで終わりかと思いましたが,スタッフのおじさんが行け行け
と手を振って促すので,第2関門も通過。
そういえば去年も第2関門は時間内ではなかったと思い出す。
とにかくありがたく通過。
 

 
こんな感じのところ↑でして。
いいですね。河原ですが。
35キロまでの5キロが40分台。
かなり脚は厳しくなってきています。
その先,37か38キロぐらいで第3関門。
ここは第1,第2関門より時間がゆるくてですね。
確か関門時間の20分前ぐらいに通過。
ですから,第1,第2関門を通過できれば,まあまあいけるとい
う設定なのでしょうか。
ここがラストの関門なので,ここさえ通過できれば制限時間に
間に合わなくてもゴールはできるのでしょう。
また,この第3関門を時間内に通過できなければ,5時間以内
のゴールは到底無理ということなんでしょうね。
残り5キロの地点で時計を見ると,あと45分ある。
1キロを9分ペースで間に合う。
ということは,歩きっぱなしでなければ大丈夫だ。
なんだかんだでここまで来たのだから,今日はきっちり完走し
ようじゃないかと。
ややテンションも上がりましたが,40キロまでの5キロが43分
台。ペースは落ちる一方。
ラスト2キロでペースアップしようとしましたが,脚が動かない。
残り1キロというところを過ぎ,気合を入れるためにウインドブレ
ーカーを脱ぐ。
競技場に近づき,先にゴールしたランナーが盛んに声をかけて
くれる。
それに答えつつラストスパート。
競技場に入ると某S先生が携帯を構えて待っていてくれました。
競技場に帰ってきた私↓。
 

 
更に近づく私↓。
 

 
先生,ありがとうございました。
この時,自己ベストの更新もあり得ることがわかってましたの
で,話もそこそこにゴールを目指す。
競技場のトラックに入り,もう制限時間ぎりぎりですから人も
少ないのですが,ここでも熱い声援を浴びる。
そしてゴール。
タイムは4時間56分50秒。
これまでの自己ベストが4時間57分42秒ですから,52秒,
短縮したことになります(笑)。
それでも嬉しかったですねえ。
前の日曜日に20キロをやっておいたのが良かったのでしょう
ねえ。
あと或いは,前々日の品川からのウォーキング。
筋肉にダメージを残しましたけど,あれが妙にいいお稽古にな
って,粘りにつながったのかもしれないと分析しておりますが。
これでこの大会は第1回から3年連続で完走していることにな
ります。
まあとにかくよかった。上出来だ。
早速某蕎麦屋に向かう。
蕎麦屋にもアザラシを被って入る。
蕎麦屋の娘さんたちにも喜んでもらえたようだ。
そして某S先生と乾杯。
 

 
この日は天気が良かったですが,結構北風が強く,冷え切っ
ておりましたので,早々にカジカの骨酒。
 

 
いやー,旨い。沁みるねえ。
自家製の鶏のハムも出してくれる。
 

 
これがまた,口に入れた直後はちょっと物足りないぐらいの感
じなのですが,飲み込む時に絶妙のバランスの味になってい
て見事。
蕎麦の写真は出てくるなり食ってしまったので撮りそびれ,蕎
麦湯写真になってしまいました。
 

 
そしてこれがど○ろ○。
 

 
これも上等。
米の国に生まれた喜びを感ずる。
すっかり心もちが良くなり,アザラシも蕎麦屋の座敷でのびる。
 

 
いい加減飲んでしまったので,運転代行を呼んでもらう。
私は運転代行は初体験。
自分の車の助手席に乗るのも初めてなんじゃないかな。
運転手さんは近隣の飲み屋に毎日出入りしている訳で,大変
な情報を持っており,話がなかなか面白い。
ホテルまで乗せていくということもある訳ですからね。
これはもう,ことによってはエラい情報をつかんでいる(笑)。
そして何故かおかまさんのお店に連れていかれる。
そこでも少し飲み,おかまのママと抱き合うわ,キスするわ,
股間を激しくまさぐられるわと,すっかり訳がわからなくなり
解散。
某S先生と別れる。
私は駐車場で爆睡。
翌朝5時過ぎにばっこし目覚め,夜明けの東北道を帰って参り
ました。
 
で,上記の蕎麦屋なのですが,処々の事情により次の日曜日
で店仕舞いしてしまうそうです。
残念でなりません。
さのマラソンの後の楽しみ,というか,この蕎麦屋があるから
こそ,さのマラソンに続けて出ていたようなものなのですが。
まあしょうがない。熟考してお決めになったことですので。
最後に行けてよかったとも言えるかもしれません。
いやしかし残念だ。

YOUTUBEネタ2つ2007/12/14 18:45

溜まっているネタを一つずつ片付けていくのでございま
す。
まずは簡単なところからYOUTUBEネタ。
 
一つは横山ノックさんのお別れ会における,上岡龍太郎
さんの献杯前のスピーチであります。
ちょっとお痩せになりまして。
芸能活動から退かれてもその弁舌のなめらかさは衰えを
知らず。
流石は上岡師匠であります。
ぐっときてしまいました。
 

 
ノック先生が問題を起こして往生際の悪いことを言ってい
た時,上岡師匠はすかさず,「あれはやっとる」と言って
いたものでございます。
去年の大銀座落語祭のプログラムにノック先生出演の
会があり,チケットを取って楽しみにして(他の出演者に
ぼろかすに言われるだろうと)行ったのですが,緊急入院
ということで出演ならず,春風亭小朝,林家正蔵の両師
匠が代演に駆けつけたことは前にも書きました。
あの頃,既にお加減が悪かったのでしょうね。
生のノック先生を一度見てみたかったものですが。
月亭可朝師匠は,ノック先生の問題に関連して,「(触る
のが)やらかいところほど(慰謝料が)高い」と(笑)。
「ほんまにほんまでっせ」と(笑)。
皆さんそんな感じで滅茶苦茶言うのですが(被害者がい
るんですからね。どうかとも思いますが),なんだか愛が
感じられるのですね。
それほどの人物であったということなのでしょう。
そこへいくと,ちょっと薬をやったぐらいで切り捨てられて
しまうような芸能人なんてのはまだまだ小さいですな。
勝新太郎を見習ってほしい(笑)。
まあノック先生の最後は情けなかったですが,身近な人
たちにとっては,そんな不祥事も薬味ほどになってしまう
ぐらい大きな人であったのでしょう。
噂ではイチモツも大きかったらしいですが(笑)。
だからスケベも度合いが違うのかな。
私のスケベなんて大したことないですからね。きっとそう
なんでしょう(笑)。
 
次。
ホントに出したかったのはこっちです。
久しぶりに超ド級の衝撃を受けました。
「最強おやじ」です。
アメリカの,ある父と息子のお話。
テレビでもとりあげられたらしいですが。
父親のディックは現在60過ぎ。
1962年,息子のリックが生まれるが,臍の緒が首に巻
き付いてしまい,酸欠状態になってしまったことが原因で,
脳性麻痺,四股麻痺となり,また話すことができなくなっ
てしまう。
しかしディックは息子を水辺に連れて行って泳がせたり,
車椅子に乗せてホッケーをさせたりするんですね。
何かせずにはいられなかったのでしょう。
ある時,ディックはリックを車椅子に乗せ,それを押し,マ
ラソンに参加する。
そしてこの親子の挑戦はそれにとどまらず,あろうことか
トライアスロンにまで突き進んでいく。
それもショートではありません。フルサイズのアイアンマン
です。
トライアスロンは言うまでもなくスイム・バイク・ランの3種
目。
スイムではゴムボートにリックを乗せ,それを引きながら泳
ぐ。
バイクではそういう自転車を特別に作ったのでしょうが,シ
ートにリックを座らせ,おやじは漕ぐ。
ランは前述の通り,車椅子を押しながら走る。
一人でトライアスロンを完走するのも尋常ではないのに,
このおやじのパワーと精神力は桁外れです。
で,おやじは勿論凄いですが,これ,自分がリックの立場
になったとしたらどうです。
自分で漕がないにしても自転車に180キロ乗り,車椅子
に42.195キロ乗るんですよ。
私はお断りします。
そしてリックは前述の通り脳性麻痺,四股麻痺で話せな
い。
「ちょっと待ってくれ!」と叫ぶこともできない。
リックにとっても,過激なチャレンジである訳です。
でも大会に参加しているリックはとても嬉しそうです。
まあご覧になってみて下さい。
 

 
海外のテレビ番組ですね。
私の英語力は蚊の頭ほどしかありませんが,全国から
寄せられたメールの一つをインタビュアーが読んだので
しょうか。
なにしろそれを聞いてむせび泣くディックの姿にはこちら
も思わずもらい泣きしてしまいます。
またトライアスロンのシーンですね。
衝撃的です。
いくら愛情が強いと言っても,なかなかできることではあ
りません。
でも「できない」と決め付けてはいけない。
「できる」ということを教えてくれます。
ゴールシーンはなんとも感動的です。
何が幸せで何が不幸せかなんてわかりませんね。
その人次第だ。
いいものを見させてもらいました。
ディックとリックの挑戦はまだまだ続きます。
この親子,「Team Hoyt」のホームページは↓。
 
http://www.teamhoyt.com/

ふたご座流星群2007/12/14 22:02

先ほど一つ流れるのを確認しましたが。
ウチの周りでは街明かりが邪魔して,暗い流星が見えな
くなっているかもしれない。
ばんばん降るという感じではないですね。
この後ガルちゃん(千葉県市川)に行ってみますが,どうか
な。
今日がピークなので,今晩中見られると思います。
10分ぐらい空を見上げていればだいたい見られるはずで
す。
寒いので暖かい格好をなさって,是非ご覧下さい。

足の小指その後2007/12/17 11:07

実は「さのマラソン」の翌日に病院に行きまして。
まあ走る前に行けばいいようなものですが,変に固められ
ても困ると思いまして。
で,レントゲンも撮り,診てもらったところ,骨は折れていな
いようだと。
キツめの打撲ということのようです。
ようやく歩いても違和感がなくなってきましたので,ぼちぼ
ち練習も再開したいところです。
 
昨日は全日本実業団対抗女子駅伝がありまして,三井住
友海上が去年の借りを返す会心の優勝。
渋井陽子選手の弾ける笑顔を久しぶりに見ることができま
した。
区間賞は一人だけだったと思いますが,それぞれが2位,
3位となっており,抜群の安定感。
鈴木監督も嬉しそうでした。渋井選手に首を絞められており
ましたが。
ホクレンのフィレス選手と,ワコールの福士加代子選手の
ぶち抜き祭りも見応えがありました。
福士選手の大爆走は最早年末の風物詩となっております
な。
他にも見所は多々ありましたが,初出場のアルゼが大健
闘。
小出監督も喜んでいることでしょう。
ただ小出監督が指導しているもう一つの豊田自動織機で
は,1500mの日本記録保持者,小林祐梨子選手の実業
団登録問題でもめているんですね。
こちらも早く解決するといいのですが。
 
日曜日はそういうことで,激しい戦いを見,多少アドレナリン
も出たのですが,その前日がいけません。
同じ過ちを繰り返すのをバカと言っていいかと思いますが,
またやってしまいましたねえ。
某所で飲み,この日も徹夜でしたが,帰りの電車で寝てし
まいました。
今度は大崎止まり。
我ながらあきれてしまいましたが。
一週間前にやったばかりなのに。
仕方がないのでとりあえず品川まで歩きまして。
今回は家まで歩き通すなどということはやめようと。
のんびり夜の街を散策しようじゃないかと。
そこでまず品川で妙に魚くさいラーメンを食う。
不味くはないのですが,なんでそうするのかがわからない。
まあとりあえず腹も温かくなりまして,お散歩再開。
一週間前に同じ道を歩いておりますので,勝手はわかって
おる。
先週はゴール(自宅)に向かってひたすら歩きましたので
見えなかったものがありましたが,今回はいろいろ見えま
したね。
新橋辺りはあちこち折れ曲がっていろいろ調査。
朝8時まで営業している飲み屋なども発見。流石は新橋。
それにしても夜中うろうろしていると,マッサージ屋の呼び
込みがわらわらと寄ってきて大変です。
最近そういう店の調査はしておりませんが,あれは健全な
マッサージなのであろうか。大いに疑問だ。
銀座にたどり着き,こちらでもブランドショップのショーウイン
ドウなどを調査。
なかなか楽しい。
あーあの知恵の輪みたいなマークが入ってなければもっと
いいのになあとか思いつつ。
中央通りを歩いていると,来年の干支のネズミがちょろちょ
ろ。
夜明け前の銀座で「ぱかっ!」とフラッシュを焚いたら,向か
いのビルまで明るくなって私も驚きましたが。
タクシーの運転手さんも驚いたかもしれない。失礼しました。
 

 
通りの植え込みの地面に穴を掘っており,そこに出入りして
いる。
銀座のネズミですね。何故か詩情もありますな。
深夜の銀座は,店内ディスプレイの人がせわしなく仕事をして
いたり,イヌイットのようなこんもり毛皮をまとった女性が歩い
ていたり,なかなか楽しいものでございます。
そうこうしているうちにいい時間になってきましたので,東京
駅に入り,始発の電車に乗って帰りました。
面白いけど,いちいち疲れるな。
寒い時は特にきつい。
今後気をつけましょう。
まあ気をつけたってやるけど。

最近見てきた展覧会2007/12/17 13:15

「生誕120年 バーナード・リーチ -生活をつくる眼と手-」
松下電工汐留ミュージアム
11月25日まで 終了
 
「高円宮憲仁親王殿下特別展」
明治神宮文化館 宝物展示室
12月2日まで 終了
 
「クマグスの森展 南方熊楠の見た夢」
ワタリウム美術館
2008年2月3日まで 開催中
 
「シャガール展」
上野の森美術館
12月11日まで 終了
 
「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」
国立新美術館
12月17日まで 本日終了
 
「鳥獣戯画がやってきた!-国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の
全貌」
サントリー美術館
12月16日まで 終了
 
 
とまあこんなところですが。
フェルメールは今日で終わり。
南方熊楠はまだまだ大丈夫。
熊楠展はパスポート制になっておりまして,1000円なので
すが,カードをくれまして,それがあれば期間中何度でも見る
ことができます。
 
宮様の特別展は某氏から招待券を頂戴したのですが(あり
がとうございました),何故か私のところに皇室ものが集まる
という現象がありまして。
皇室カレンダーとかですね。
ありがたく頂きますけど,掛けられないんですね。
御前でオナニーする訳にもいかないし,パンツを下ろして股ず
れ防止のクリームを塗ったりなんて,不敬罪になるのではない
かと。
まあそういうことを言ってるから集まってくるのでしょうが。
右翼ではありませんのでそこはよろしくお願いします。
なにしろその宮様の展示は,根付のコレクションが中心にな
っておりまして。
これが面白かった!
オーソドックスなスタイルのものもありますが,新しいものが
面白いんですねえ。
殿下は若い根付作家を応援していたそうなんですね。
そりゃあ私だって殿下に頑張って作り続けて下さいぐらいの
ことを言われたら,生活が厳しくても作りますよ(笑)。
まあとにかく良かった。
自分でも作りたくなってきてしまって困っておりますが。
ただ動物なんかを彫るというのもいいですが,何か洒落の効
いたものを作りたいですねえ。
アイデア勝負ですねえ。
面白い世界です。
まあ,あまりひねりにこだわり過ぎてもつまらなくなるでしょう
が。
 
シャガール展は,作品は勿論良かったですが,作品を制作
しているシャガールの写真の展示もありまして。
もういい年になっている頃の写真だと思いますが,いきいきと
していて,とても楽しそうに仕事をしている。
それが作品から受ける印象と全く違うことがなく,なんだか嬉
しかったですね。
 
フェルメールは前に日本に来た時,見そびれているんですよ。
だから今回は絶対見ると心に決めておりました。
「牛乳を注ぐ女」は,思っていたより小さい絵で,流石に画面
のひび割れなども目立ちましたが,まあその色彩の鮮やかな
こと。
「真珠の耳飾りの少女」のターバンもそうですが,青が実に美
しい。
これが「フェルメール・ブルー」かと。
ラピスラズリの青ですね。
絵の前に出る行列に5回並びました。
フェルメールは来年の夏にも来るそうですね。
それも何枚かまとめて来るそうです。
こちらも見逃せません。楽しみ。
 
そして鳥獣戯画。
じっくり丁寧に見てきましたが,あれ,途中で描いている人が
変わるんですね。
明らかにタッチが変わって,そんなこととは知らなかったので
ちょっと驚きましたが。
それにしても最初の方の有名なカエルとウサギが相撲を取っ
ている辺り。
線がのびのびと活きていて見事です。
平安時代ですよねえ。
誰が何の目的で描いたんだか。
謎だそうですが。
21世紀の我々が見ても,「ぷっ」と吹いてしまうところもありま
すし。
謎も多いですが,楽しい国宝であります。
 
サントリー美術館は東京ミッドタウンの「ガレリア」3階にあり
ますが,今回初めて中に入りまして。
なんだかしゃらくさいですなあ(笑)。
館内にジャズがかかってやがるし(笑)。
トイレの洗面台はお湯が出るし(笑)。
外に出るとクリスマスを前に電飾と。
 

 
ちょっと場違いな居心地の悪さを感じておりましたが,「ガレ
リア」を出てすぐのところで,外国人男性が頭から血を流し
て座っており,それを3人ほどの人が心配そうに囲んでいる。
あーそうだ。ここは六本木であった。
ミッドタウンだなんだといろいろ変わっても,変わらないもの
もあると。
ちょっと安心しました。

シンプルな醤油ラーメンを探求する2007/12/17 20:06

それそれー!次はラーメンだ!
 
まずは飯田橋「びぜん亭」。
「支那そば」500円。
 

 
コクもパンチもあるのですが,全く奇をてらうところのない
徹底した直球勝負。
これは気に入りました。
おやじさんも愛想がいいし。
ただこれ,かなりアタリが強い。
つまりはしょっぱい。
私はこういうのが好きですからOKですが,賛否が分かれ
るところでしょうな。
これでバランスができている訳です。
まあ塩気の薄いラーメンぐらい不味いものはないです。
実に嬉しいものでありました。
 
次。
渋谷の「チャーリーハウス」。
「チャーリートンミン」800円。
 

 
はああ,旨い。
所謂「ネギそば」ですね。
ネギとチャーシューを刻んだのが入ってるだけ。
澄んだスープにコシのある細いストレート麺。
上品で,じんわり味わい深いスープで。
ちょっと入っているチャーシューは,八角の香りが立った
本格のもの。
このチャーシューを別皿に盛った「チャーシュートンミン」
というメニューもあります。
そちらを頼む人が多いようですね。
100円しか違わないんですよ。
そうなるとネギそば800円というのは割高感があります
が,これはスープの値段だな。
看板にも「香港の味」とあるように,日本で独自に開花し
たラーメンとは違い,大陸的で妥協の無い感じ。
それでも日本人の口に合うやさしい味ですね。
旨い。
ところがこの店がまた無くなってしまうんですよ!
今月一杯で閉店だそうで。
あー……。
残念だ。
最後にもう一度行きたいなあ。
伊丹十三監督作品「タンポポ」のモデルの一つでもある
んじゃなかったかと思いますが。
まあしょうがないですね。
これまで旨いものを食わせてくれてありがとうということで
すね。

10万キロ2007/12/19 15:56

車の走行距離が10万キロに達しました。
私が新車で乗り始めた訳でもありませんし,だから
どうということもないのですが。
とにかくメモリアル。

国道を走っている時なんかだったらこんな写真撮れ
ませんわね。
ちょうどいいところで10万を迎えたんですねえ。
徐行して,ぐーっと一斉に数字が動ききったところで
パチリ。
あと1年はこの車に頑張ってもらわないといかん。
もうかなりファンキーな状態になってはおりますが,
これはこれで愛着がある。
高速の料金所で,窓を開けずにドアを開けると驚かれ
ますが。