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おめでとうございます。2008/01/02 10:08

正月の 餅で押し出す 去年糞

古典の一句から始めてみましたが。
本年もよろしくお願い致します。

ウチから寅さんでおなじみ柴又帝釈天は歩いて行ける
距離なのですが,大混雑なので帝釈様には行かず,
そのちょいと手前の神社で初詣を済ませます。
お神酒を頂きましてね。
その後は柴又駅付近の屋台で升酒。
これをちゅーっと飲むと,それまでにもいい加減飲んで
ますから,一気に酔いが回ります。
毎年同じことができるというのはありがたいことでござ
います。

正月もフィッシュ&チップス2008/01/02 10:21

まあ当然ですね。研究会ですから。
ちなみにこれ↑はフグです。

今日は朝から驚いた。2008/01/06 21:06

今朝新聞を取って,バサバサとチェックしていたら「酔いど
れ落語家/でたらめ人生」の見出しが。
あろうことか川柳川柳師匠の写真入りの記事だ。
Y売もいい加減ヤキがまわったなと思いましたが,なにし
ろ師匠はお元気そうなのでなにより。
また記事の最後には「いけない,いけない,こんな人を好
きになっては。」とあるので,まだ社会の木鐸たる新聞社
としての矜持はいくらか保っているようです。
コメントを寄せているのが快楽亭ブラック師,三遊亭白鳥
師,アナウンサーの塚越孝さん,弟子の川柳つくしさん。
ダメダメなエピソードを披露しております。
川柳信者の私とすれば,ほとんど聞いたか読んだかした
話ではあるのですが。
あのきっちりした三遊亭圓生の弟子なんですけどねえ。
落語協会の分裂騒動の時は師匠についていかず,協会
に残り,小さん一門になった訳ですが。
それでも川柳師匠は,前にも書きましたが,圓生が好き
なんだそうです。
そこは自分の素行や高座とは関係ないんですね。
定席ではいつも「ガーコン」と呼ばれる戦時歌謡,昭和歌
謡のネタばっかりで,「『ガーコン』しかできないんじゃな
いか」と悪口を言われることもあるようですが,最早「ガー
コン」は古典になっており,その古典をきっちり高座にか
けているということもできる。
嬉々として朗々と歌う姿を見ると,川柳師匠そのものが
落語であり,「川柳」という古典になっているのではない
かと。
あ,しまった。褒めすぎた(笑)。
記者の「今までつらいことはなかったのか」との問いに,
「あったさ,おれだって泣くんだ」とあり,弟弟子の自殺に
ついても書かれていますが,確かにそのようです。
その弟弟子の時も,弟弟子の奥さんが亡くなった時も,
古今亭右朝師が亡くなった時も,号泣していたそうです。
しかし泣くまでがひどいんだなあ(笑)。
葬儀会場で誰も頼んでいないのに,仏さんの前で口ラッ
パを延々。
他の噺家さんも,おかみさんたちも慣れてはいるんでしょ
うが,呆れ顔。
「師匠,大丈夫。芸は落ちてないよ」などの声もかかる。
はたで見ているぶんには面白いのですがね。
お弟子さんや他の後輩落語家は大変な思いをしているこ
とでしょう。
あ,先輩落語家もひどい目に遭ってるわ(笑)。
こういう落語家らしい落語家というのも今なかなかいませ
んので(もう一人ブラック師というとてつもない人物がおり
ますが),人間国宝は無理としても,天然記念物に指定
できないものかと思うのですが。
記事にもありますが,川柳師匠は現首相によく似ており
ます。
河野洋平は師匠を座敷に呼んだことがあるらしいです。
現首相も是非呼んだらいかがでしょうか。
並んで写真撮ってねえ。
二人でガーコン(脱穀機)を踏むしぐさでもしたらいいと
思うのですが。
記事の写真の横には「新年早々,1時間遅刻した」とあ
ります。
それでも高座は務めたようですからまだマシですな。
正月の高座では泥酔の上寝てしまう人ですから。
最近は飲みっぱなしということはなくて,間を空けている
ようです。
そうすると飲める日が楽しみで,また旨いと。
そのせいかこの1年ぐらいは高座を見ておりませんが,
お元気なようです。
と言ってももういいお年ですので,時間の問題です(笑)。
一度高座をご覧になりたい方はお早めに。
ネタ自体がかなり声を張るネタなので,早い方がいいで
すね。
昼席のトリだと,これももう古典になっているギター漫談
の「ラ・マラゲーニャ」のおまけがあるかもしれません。
私も今年はどこかで見にいきたいと思います。

※追記
天然記念物というよりは絶滅危急種か。
まあ危険物ですね。
取扱いには要免許という感じです。

七草がゆ2008/01/08 00:38

七草がゆ
日本人の英知。
と思ったら,中国にも似たような慣わしがあったようです
ね。
なにしろ邪気を祓い,無病息災を祈ると。
年末年始の暴飲暴食で疲れた胃にもやさしい。
3日は飲み疲れてお昼頃まで食欲がありませんでした
が,夕方になって少しまともになってきまして,さて自分
は今何を食いたいかと考えたところ,カツカレーという答
えが出て,それを実行し,またダメージを広げるというバ
カなことをしました。
それで学習してやめておけばいいのに,その翌日も自分
で牛丼を作ってわしわし食ってしまったり。
なんだかそういう変な方向にいってしまうのですね。
それもいい加減落ち着いてきたところで七草がゆ。
嬉しいものでございます。
これですっかり元通りになるということですね。

2008谷川真理ハーフマラソン2008/01/14 10:40

マラソンの前に,インターネットの接続がうまくいきません
で。
ウチはADSLなのですが,モデムの「LINE」というランプ
がピコピコ点滅してしまって,その間は全然つながらない。
年が明けてからこの症状がひどくなりまして。
それで,全くつながらないなら光回線にするとか,何か
行動の起こしようもあるのですが,たまにつながるんです
ね。
これがムカつく。
モデムが壊れているのかと思い,違うモデムを用意して
みたのですが,全く同じ症状。
リセットボタンを押したり,電源を抜いてしばらく放置した
り,いろいろやってはみたのですが,何が悪いのかわか
らない。
今日になってみて,何故か憑き物が落ちたように普通に
つながりやがりまして,訳がわからない。
この辺のことにお詳しい方がいらしたらどうかご教示下さ
い。
 
さて,谷川真理ハーフマラソン。
実は去年の「さのマラソン」以降,全く走っておりません。
これが「走り初め」「走り始め」となります。
ぶっつけ本番。
まあ年明け一発目ということで,いつも通りのんびりいき
ましょうと。
朝,駅に着くと,ちょうど電車が入ってきた。
こりゃいいと走って乗り込もうとすると,ホームをうろうろ
している汚らしい格好のおっさんがいまして,電車に乗る
でもなく,危険な空気を撒き散らしている。
何かぶつぶつつぶやいている。
一人ですよ。連れがいる訳ではない。独り言ですな。
何を言っているのかと聞き耳を立てると,あろうことか「お
ま○こやりたい」と言っている。
なるほど,そりゃそうかもしれないけれど,朝の7時台に
なかなか香ばしい壊れ方をしていていやはやと思いまし
たが。
果たして今日はどうなってしまうのか,やや不安にも感じ
ました。
その後はすんなり赤羽駅に到着。
駅から会場までの道がやや混んでおりましたが,問題
無く受付も済ませる。
早めに着替えて荷物を預けようかと思いましたが,なに
しろ寒~い!。
ぴゅーぴゅー風も吹きまして,もうじっとしていられない。
それでもスタート直前になると荷物預かりも大混雑にな
りますので,我慢して上を脱いで,荷物をまとめて預け
る。
開会式の谷川さん。
 

 
ちょっとした走りのアドバイスなんかもありまして,その
後は体操なんかもしてました。
今回ゲストがずいぶんとたくさん来ていたようです。
西口プロレスのアントニオ小猪木さんなんかも来ていて,
声だけは聞こえましたが。
「ダーッ!」ってやってました。
しかしステージもじっと見てられないんですよ。寒くて。
何か温かいものでも飲むかと出店を覗くと,甘酒があった
ので買って飲む。
 

 
ピンボケだし,半分以上飲んでからで申し訳ありません
が。
少しこれで温まりましたが,まあなにしろひどい寒さ。
今回,被り物はやめておきました。
練習していない不安もありましたし,なにより荒川は風
が強い。
アザラシを被ってあおられても困りますし,ヘタをすると
飛んでいってしまうことも考えられる。
数年前の荒川市民マラソンではサングラスが飛ばされ
ましたからね。
近くにぽとっと落ちるのではないんですよ。
紙のように風に乗って遠くに飛んでいきましたから。
そんなこんなで今回はドノーマルで走りました。
この大会はこの数年,男女別コースになっておりまして。
また女子は10分先にスタート。
会場から下流に向かって走り,折り返してきます。
スタート前の様子。
 

 
そしてスタート直後。
 

 
真ん中の奥の黄色ゼッケンが谷川さん。
先頭に飛び出しているのは吉田香織選手ですね。
時間差スタートだからこんな写真が撮れる訳ですが。
そしてすぐに男子がスタートになります。
スタート前。
 

 
凄い人。
私はいつものように最後方からのスタートですが,号砲か
らスタートラインまで5分ぐらいかかりました。
もっとも号砲は聞こえませんでしたけど。
まあなにしろスタート。男子は上流に向かって走りだします。
最初の1キロを時計で確認すると,5分17秒と。
これは私としては異常なペース。
多分,キロ表示が間違っています。
確かに寒かったので,じっとしていられず,やや突っ込み
ぎみで入ったとは思いますが。
3キロぐらい走ったところで体も温まり,手の指先も冷たく
なくなってきました。
5キロが30分09秒。
いいペースですが,練習不足を考えるとオーバーペース。
まあそうせずにはいられないぐらい寒かったのでしょう。
そしてどの辺だったかは忘れましたが,この人を抜く。
 

 
かなりきつそうでしたが。
8キロぐらいにさしかかると,折り返してきた先頭とすれ違
います。
すげー速い。
またゲストランナーも来ますので,楽しみにして待っており
ました。
私が確認できたのは,まず猫ひろしさん。
速かったですねえ。
カメラを手にして走っていたのですが,気がついた時は既
に遅く,撮りそこねました。まさに猫まっしぐら。
それから日本テレビアナウンサーの鈴木崇司さん。
西口プロレスの花満開さん。
皆さん結構いいペースでしたね。
他にも玉袋筋太郎さん,ヒロミさんも走っていたようです。
私は確認できませんでしたけど。
リサ・ステッグマイヤーさんも来ていたようで。お見かけ
できなくて残念だったなあ。
私も折り返して,11.5キロぐらいでまた松村邦洋さん
とすれ違う。
口も開いて,かなりつらそう。
彼一人だけ真夏のようでした。
しかし考えてみると,そこで私と約2キロ差ですわ。
もし私があの体型であるとしたら,あんなに走れないな。
間違いなく。
ちょっと感心してしまいました。
芸能人は体力あるんだな。
10キロから15キロは37分台とちょっと落ち込みました
が,15キロから20キロは36分台に戻し,遅いながらも
気持ちが切れることはなかった。
ゴールタイム速報をメール配信してくれる「GTmails」と
いうサービスによると,2時間29分18秒。
制限ぎりぎり(笑)。
ネットタイムでは24分台ですね。
まあ今年一発目,練習してないわりにはまあまあかな
と。
この後,3月4月のマラソンに向け,調子を上げていきた
いところですが,ちょっとそうもいかない事情が出てきて
おりまして,あまり走れないかもしれませんが,許され
る範囲でお稽古もしていきたいと思っております。
20日の「千葉マリンマラソン」は是非アザラシで出たい
ところですが,さあどうなるかな。
レース後は一緒に出たH君と赤羽の居酒屋へ直行。
H君は自己ベストとなる見事なタイムでゴールし,その
ためえらいこと待たせてしまった(笑)。
とにかく寒かったので,フグのひれ酒で温まる。
あ,写真撮るの忘れてるじゃん。
まあいいか。
鍋も発注しまして,ほっこりしましたね。
飲んだくれる前に解散し,普通なら私一人でどこかへ
出撃するものですが,今回はやけに眠たくて,まっすぐ
家に帰りました。
ばばっと服を脱いで,ばったり倒れて爆睡。
おかげで今日はやけに早く目覚め,すっきり気分爽快
ですな。
今後もこの調子でいきたいと思います。
 
※追記
猫ひろしさんのブログによると,松村さんは3時間で完
走されたとのこと。凄いなあ。
猫さんは1時間35分だったそうで。速い。

クマグスの森展 南方熊楠の見た夢2008/01/18 23:41

去年の話ですが。

ワタリウム美術館で現在開催中の展示。
「クマグスの森展 南方熊楠の見た夢」。

http://www.watarium.co.jp/

こちらでも行ったことだけは既に書いておりますが。
一度行きまして。
全て見終わって,この展覧会のパンフレットを買おうと
思ったら,品物がまだ届いてないと言うのですね。
仕方が無いので予約を入れて,配送にするか,自分で
取りに来るかどっちか選べと。
聞くと配送料が結構高いので,バカらしいと思い,また
取りに来ることにしました。
それで後日,渋谷方面に用事がある時のついでに取り
に行きました。
この展覧会はパスポート制になっておりまして,一度チ
ケットを買うと,そのチケットを提示すれば開催期間中,
何度でも見ることができます。
なかなか素晴らしいですね。
てことなので,また改めて全ての展示を見ました。
我が国が生んだ知の城。知の巨人。
ちょっとスケールがデカ過ぎてとらえどころが無いぐらい。
あの時代(19世紀末)に大英博物館にいたんですから
ね。
孫文と知り合いだって言うんですから。
並大抵の人物ではありません。

私は粘菌に興味を持っておりまして,飼ってみたいと
思っているぐらいなのですが,粘菌と言えば南方熊楠。
いろいろ調べると必ずこの名前が出てきます。
粘菌の展示も勿論ありました。
なんとも不思議な生物でありまして。
ぬらぬら動き回ったかと思うといきなり立ち上がり,
胞子を飛ばしたりする。
不気味な感じもしますが,なんだかかわいいところも
ある。
いつかちゃんと観察したいな。
できればウェブカメラで24時間ライブ映像というのはどう
ですか(笑)。

熊楠の世界は生物学に留まらず,民俗学においても大
きな足跡を残しております。
当時民俗学と言えば柳田国男という大看板がいた訳で,
当初は両者協力関係にあったらしいですが,途中から
対立し,ついには絶信状態になったそうであります。
折口信夫も頭が上がらなかった柳田国男に対しても,
気に入らなかったら容赦しない。
これは学問に対する純粋さの表れでありましょう。
日本における人柱の風習について,柳田国男が否定し
ようとした時,真っ向から反対したそうです。
パンフレットから引用しますと

 「こんなことが外国に聞こえては大きな国辱という人も
 あらんかなれど,そんな国辱はどこの国にもある」(「人
 柱の話」)と言うのである。
 そこには,狭いナショナリズムの枠組みを超えて,相対
 主義の視点に立とうとする熊楠の学問の伸びやかさを
 見ることができる。

国辱だからといって事実を歪めてしまうのは到底学問
とは言えない。
まあしかし,今ならそうあっさりと言えますが,その当時
ですから。
あ,今でも当時のことを言えないか(笑)。
これ以上書くと話がややこしくなるのでやめておきましょ
う。

あと驚いたのは熊楠愛用の硯ですね。
これは凄かった。
硯の真ん中が深くえぐれているんです。
墨を磨りまくって硯が削れてしまったのでしょうねえ。
どれほど書き物をしたらあんなになるのでしょうか。
私が学生時代に使っていた硯を見てみましたが,びくと
もしてないな。新品同様。
あの硯には参った。

この展覧会は2月3日まで開催。
興味深い資料がいっぱいです。
和歌山の熊楠ゆかりの地も一度訪れてみたいものです。

SPACE FOR YOUR FUTURE アートとデザインの遺伝子を組み替える2008/01/19 18:22

東京都現代美術館で明日,1月20日まで開催。
 
http://www.mot-art-museum.jp/
 
「現在最も注目を集める13ヵ国,34のクリエイターたちが
私たちをとりまく風景や価値観を再構築し,新たな未来へ
の選択肢を提案します。」とチラシにはあります。
まあなんだかわからんものもあれば,面白いものもありま
す。
まずぐっと惹きつけられたのは,フセイン・チャラヤンのLE
Dドレス。
この人は07年の春夏コレクションで,帽子の中にするする
と布地が収納されて,モデルさんがそれこそ一糸纏わぬ
全裸になってしまう服を発表し,話題にもなりましたから
ご存知の方も多いことでしょう。
その時は他にもスカートの裾が上がったり,電気仕掛けの
作品をいくつか出してましたが,その後に出てきたのがこ
のLEDドレス。
これは電飾ランナーとしては見逃す訳にはいかない。
製作中のビデオも流れておりまして,なかなか参考にな
りました。
真似するにはかなり金がかかりますが,そういう考えもあ
るかと。
これまたYou Tubeにありましたので,ま,よろしかったら
ご覧下さい。
 

 
フセイン・チャラヤンのHPは↓。
 
http://www.husseinchalayan.com/
 
同じフロアにはタナカノリユキの「100 ERIKAS」。
沢尻エリカ100変化ですな。
こちらも結構報道されてましたね。
壁一面に様々な扮装をした写真が貼られ,圧巻。
また沢尻さんがきれい。
はっとするような美しさですな。
そもそもきれいな人ですが,適切な言葉かどうかわから
ないにせよ,素材としてこれほど見事な人はなかなかい
ないでしょうな。
なるほど,只者ではないなと思い知りました。
昨年変な報道があって,なんだか謝ったりしてたみたい
ですが,私はその問題がどうこうということに全く興味は
無く,それよりもあの報道を見て,性的に興奮している輩
が世間にどれほどいるであろうかと(笑)。
そっちばかり気になってしょうがなかったです。
え,私?
まあちょっとだけ興奮したかな(笑)。
 
あとはDEMAKERSVAN(デマーカスファン)というグル
ープの「シンデレラ・テーブル」ってのが面白かったです
ね。
薄いベニヤみたいな木の板をコンピューターを使って切り
抜いて,それを貼り合せて一つのテーブルにする。
まあ実際に見てもらった方が早いな。
彼らのHP↓。
 
http://www.demakersvan.com/
 
「CINDERELLA」ってのを押すと見られます。
「360°」の方を押すと,テーブルを回転できます。
完全にアナログで同じものを作ろうと思ったら結構面倒で
すけど,3DCADを使えば簡単ですな。
こういうのはこういうので面白い。
 
あとはそうですねえ。
蜷川実花さんの金魚の写真も良かったです。
小さい部屋が作ってありまして,その中が一面の赤。
まさに鮮烈。
写真もボケていたりしまして,それがまた金魚と一緒に
水中にいるような感覚を生じさせます。
 
ま,そんな感じです。
観念的でつまらないものも多いのですが,みんないろん
なことを考えているんだなあと,大いに刺激を受けました。
今年は何か一つは私も作ろう。
アザラシ作ってる場合じゃない(笑)。
あ,明日の「千葉マリンマラソン」は,雨は大丈夫なよう
なので,アザラシで走ります。
しかしまた寒そうだなあ。

2008千葉マリンマラソン2008/01/21 16:20

今年はコース誘導を間違えなかったようです(笑)。
去年のこの大会については下記レポートをどうぞ。
 
http://dameblo.asablo.jp/blog/2007/01/21/1127843
http://dameblo.asablo.jp/blog/2007/01/23/1131353
http://dameblo.asablo.jp/blog/2007/01/25/1137629
http://dameblo.asablo.jp/blog/2007/01/26/1140259
 
珍しいことなのでしつこくレポートしてしまったのですが。
 
とにかく朝会場入り。
なんだかやたらと参加者が増えているように感じました。
マリンスタジアムが大会受付でゴールでもあるのですが,
外野席の3・4階が荷物置き場になっております。
女子は別に着替えのテントがありますが,おっさん連中
はここで着替え,荷物を席に置いて走りに行く訳です。
なかなか空いている席が無くてですね。
奥の方まで歩かなくてはなりませんでした。
そこから見えるゴール地点。
 
br>  
3・4階席を見渡すと,もうびっちり。
 

 
ここで上を脱ぎ,シャツにゼッケンを付ける。
そして紙袋からアザラシ帽を取り出す。
一人で参加の大会だと,ここはぐっとくるところです。
誰かいれば話しながら,笑いながら被るということができ
ますが,一人だと,走る恰好になっているおっさんが,い
きなり頭にアザラシを乗せる訳で。
周囲からも「あっ」という声が聞こえます。
乗せてしまえばもう大丈夫です。
変身するところを見られるのがどうも恥ずかしい。
今回アザラシの写真は無いので,ご覧になりたい方は
下記のレポートでどうぞ。
 
つくばマラソン
http://dameblo.asablo.jp/blog/2007/11/26/2460506
さのマラソン
http://dameblo.asablo.jp/blog/2007/12/12/2505034
アザラシ帽製作ダイジェスト
http://dameblo.asablo.jp/blog/2007/12/23/2525188
 
準備整ってスタート地点に向かいますが,この荷物。
外野席に置きっぱなしになってしまいます。
貴重品預かりはあるのですが,それも混みますし,私は
財布などは持って走ります。
まず問題は無いことと思いますが,あまりにも無防備で
あるなと。
去年そう思いまして,今年は100円ショップで南京錠と
ワイヤーの鍵を買ってきまして,リュックサックの口に南
京錠をかけ,リュックとベンチのパイプをワイヤーで結ぶ。
まあナイフで切られたら終わりですけど。
ところがこれ,他の大会でも使えるかもしれないなと。
荷物預かりが大渋滞になる大会が多いので,あまりにも
ひどいようなら,何か木とかフェンスとかに鍵をかけて
ぶら下げてもいいかなと。雨でなければ。
だからいつものマラソン装備に今後は追加しようと思い
ます。
で,スタート地点へ。
今年もスターターは佐倉アスリート倶楽部の小出義雄
監督。
スタート前,関係者と談笑しているところを遠巻きにお
見かけしました。
 

 
ちょうどこの日,選抜女子駅伝北九州大会があり,小出
監督率いる豊田自動織機が初優勝したそうで。
もう一つのアルゼにしても,若いチームですが,着実に
結果を出してきておりますね。今後が楽しみです。
小林祐梨子選手の登録問題はどうなったのでしょうか。
今回は1区に出て,ぶっちぎっていたようですが。
出てるぐらいだからなんとか解決したのかな。
そしてスタート地点に行ったのはいいのですが,去年より
えらいこと行列が伸びてる。
 

 
私の番号だとこの辺なのですが,スタートラインは写真の
歩道橋の下を左に曲がった先になります。
去年は最後尾からスタートしましたが,こんな折れ曲がる
ようなことはなかった。
今回私の後ろにもまだまだいましたからね。
参加者が異様に増えているのを実感しました。
陸連登録者が10時10分スタート。
一般は10時15分スタート。
号砲は全く聞こえないので,10時15分にストップウオッチ
を押す。
ぞろぞろ動き出しましたが,ランナー大密集。
最初の数キロは凄かったですね。
 

 
しばらく行くと,こんなチームがいました。
 

 
おにぎり戦隊でしょうか。
それで彼らは,ことあるごとに「オーー!」と掛け声を誰かが
発すると,その後に全員振り付きで「ニギニギッ!」と(笑)。
「オーー,ニギニギッ!」という決めまで用意しておりまして,
うるさくてかなわんし(笑),全部持っていかれますのでこれ
は困ったなと。
またペースが私と一緒なんですね(笑)。
しばらく少し後ろについて走っていたのですが,パフォーマン
スランナーが固まって走ってはよろしくないだろうと思いまし
て,ちょっと無理してペースを上げ,いくぶん前に出ました。
ですから沿道で見ていらした方々からすれば,私がかわい
い系の笑いを誘った後で,おバカ系の笑いが続いたことと
思います(笑)。
今回も,「頭になんか乗ってる!」とか,「ゴマちゃん頑張っ
て!」等々,たくさんのご声援を頂きました。ありがとうござ
います。
私が追い抜いても,男性はあまり反応がないのですが,女
性は直接的に「あー!」とおっしゃる人もおりますし,そこま
での反応でなくても,走っていて,その人なりの息遣いとい
うものがございます。それが私が追い抜く時に乱れる(笑)。
「はっはっ,はっはっ,は?!
呼吸を乱れさせてしまいまして失礼致しました(笑)。
 
今回5キロまでが33分43秒。
これはスタートラインがどこだかわからなかったので,そこ
までのタイムも入っております。
次の5キロが29分01秒。
おにぎり戦隊を抜いたからか,私としてはちょっとオーバー
ペース。
まあタイムは気にしないで走りました。
1週間前にもハーフをやっておりますし,それからまた全く
練習しておりませんが,先週よりは少しはまともになって
いるだろうと。
10キロ地点の先の折り返しを過ぎ,少し走ると去年コース
誘導を間違えた魔の左折地点。
 

 
ここで曲がってはいけない。
今年はちゃんとコーンが立って,無事直進しました。
 

 
そしてこちら↓が正しい左折地点。
 

 

 
このように,間違いなく誘導され,私もほっとしました。
稲毛海浜公園をぐるっと一周し,また車道に戻る。
最後に美浜大橋という橋があり,大した高低差ではない
のですが,やや脚に堪えます。
橋から海を望む。まあしょうもない写真ですが。
 

 
橋を上りきると,ゴールのマリンスタジアムが見えます。
 

 
スタジアムが見えると嬉しいですね。
そしてこいつ(東京ベイ幕張)↓が正面に見えたらもうすぐ
です。
 

 
10~15キロが30分23秒。
15~20キロが32分47秒。
徐々にペースが落ちてますが,がくっと落ちてはいない
ので,私としてはまあまあです。
最後はスタジアムを回りこんでいきますが,ここは大勢
の人がおりますので,また「ゴマちゃーん!」の声援を
浴びる。
スタジアムの人工芝を走りぬけゴール。
タイムは2時間13分21秒。
ネットタイムはたぶん2時間10分台なんじゃないかな。
このぐらいでいつも走れたら文句ないです。
気持ちよく走れました。
荷物置き場に戻る途中で生ビールを買う。
 

 
裏はこう↓。
 

 
千葉ロッテの26番て誰だろうと思ったのですが,調べて
みたら,ファンの番号なんですね。
ベンチ入りする25人に次ぐ選手ということなんだそうで。
他にも変な話が出てきたのですが,ややこしくなるので
やめておきましょう。
着替えて,球場を後にする。
この方面に来たら避けられないのが舞浜の地ビール。
今回も「ロティズ・ハウス」に直行。
まずはペール・エール。
 

 
相変わらず旨い。
完全に安定している。
ランチタイムなので,メニューもランチメニュー。
前にも頼んだチキンサンドをまた発注。
 

 
鶏の肉も,いろんな部位が混ざっておりますので,それぞ
れ食感も味わいも違い,楽しい。
ゆっくりしみじみと味わい,ビールをシュバルツにチェンジ。
 

 
これがまたいいんですよねえ。
エンドレスになってしまいそう。
まあ今回はペール・エール2杯,シュバルツ2杯で勘弁し
てやりました。
店は日曜のランチタイムということで大盛況。
奥の方の部屋にはお母さんのグループが子供連れで来て
おりまして。
それが親も子も,かなりキマった恰好をしているのですね。
ディズニーランドに出かけるということでお洒落をしている
のでしょうか。
中に3姉妹と思われる子供たちがいて,3人が同じ服を
着ているのです。
ブランドとかはわかりませんが,ぱっと見でそう安くはない
だろうなと。
それが大中小でちょろちょろ走り回っておりまして。
かわいらしいといえばかわいらしいのですが,変といえば
変(笑)。
上の二人は目の粗い網タイツなのですが,一番小さい子
は,合うタイツが無いのでしょうか,素足でしたが,それで
もロングブーツだ(笑)。
お母さんも同じブランドのようにお見受けしました。
ありゃ結構大変だ。
お父さんせっせと稼がないと。
他の子たちもかなり気合が入ってましてね。
女の子は大変。
まあ楽しくもあるのでしょうが。
それにしても,あの子たち,小学生だと思いますが,毛が
完全に茶色。染めちゃって。
ああいうのは今は学校で何も言わないのだろうか。
まあ別に悪いことをしている訳ではありませんが,どうなっ
ているのだろう。
ちょっと不思議でした。
ほわんと気分良くなったところで席を立ち,さて帰るかと。
電車に乗って,座ったらふっと寝てしまい,4駅乗り過ごし
てしまいました。
それでも4駅で起きたから良かった。
武蔵野線ですから。
府中本町まで行ってしまいます。
一番嫌なのは,西船橋で意識が戻るパターンですね。
府中本町まで行って折り返して,西船橋。
これはかなりぐっときます。
昔やってます(笑)。
明るいうちに帰宅。
いい日曜日になりました。
今後のマラソンの予定はまだ立たないのですが,荒川ま
では一応エントリーしてあります。
なるべく出場できたらいいのですが。
まあ成り行きで。